最近ヨーロッパ各国でよく見かけるのが「グルテンフリーポテチ」。パッケージにでかでかと「グルテンフリー」と書かれ、もはや書かれていないものはあまり見かけないと言ってもいいほどです。
このグルテンフリーポテチについて、どんなものかと調べてみたら、ナ・ナ・なんと食べても太りにくいポテチだということが分かりました!
果たして一体どんなものなのか。お菓子を辞めたくても辞められない人必見です。
グルテンは女の敵!一気に老けさせるし太らせる・・・?
グルテン“フリー”と言うくらいだから、きっとグルテンは体に悪いもの……。そう思ってまずはグルテンについて色々と調べてみたところ、悪いどころかかなり悪いものでした!
そもそもグルテンとは、タンパク質が過熱されることによってできる成分で、パンやパスタなどの小麦を原料とする食べ物に含まれています。
私たちが日ごろ食べることが多いものに含まれているから厄介なのですが、このグルテン、食べるととにかく中毒性があります。グルテンはあなたの脳を麻痺させ、空腹中枢を刺激するんです。「食べても食べてもお腹がすく」なんてよく言いますが、その原因の一つはこのグルテンにあるようです。
さらにグルテンには、恐ろしいことに老化を早める作用もあるのだとか。グルテンは体内に入ると糖化現象を起こし、肌にくすみを生んだり、肌荒れを助長させるそう。とにかく食べていいことは、あまりないようですね……。
じゃがいもにグルテンは含まれているの?
でも、じゃがいもは小麦で作られていないし、グルテンは含まれていないんじゃない? はい、確かにその通りでじゃがいも自体はグルテンを生成する食物ではありません。では、なぜポテチがわざわざ「グルテンフリー」と謳っているのかというと、多くのポテチの原材料に小麦が含まれているからなんです。
もし機会があればパッケージの原材料の項目を見てみてください。製造過程や味付けに小麦が使われているポテチは多くあります。しかもこれらはかなりの高温で揚げられるので、非常に高い濃度のグルテンを生み出します。となるとポテチから体に入るグルテンは避けたいものです。
原材料になくとも小麦を含む製品と一緒にポテチが作られていることもあり、その揚げ油からグルテンを摂取してしまう可能性もあるので注意です。
ダイエット中に食べてもいい「グルテンフリーポテチ」は?
「それじゃあもうポテチは食べられないの?」 そう思ったお菓子好きのあなた、安心してください。グルテンを含まないポテチは多く出回っているので、見分け方を覚えておけば回避できます。
まず、グルテンフリーポテチの見分け方の一つとして、パッケージの裏を見て小麦が使われていないものならグルテンの使用量は少なめです。ただ、最近はアレルギーに配慮し「本品は小麦を含む製品と共通の設備で製造しています」と記載されていることも多いので、その場合は少なからずグルテンが含まれていると理解したほうが良さそうです。
またザクザクとした歯ごたえを作るケトルタイプのポテチも、低温でじっくり焼かれているので、グルテン量は少なめです。ケトルポテチは釜揚げ製法とも呼ばれています。
しかし女性は確実にグルテンフリー製品を選ぶことをおすすめします。例えば、Frito Lay、Lay’s 、KETTLE、Old Dutch、Terraといったメーカーのポテチはグルテンフリーを明確に表示している商品なので間違いないです。ヨーロッパでは、多くの女性がこのグルテンフリーポテチを選んでいます。
日本でもAmazonやコストコなどで手に入るので、見かけたら試してみてください。濃厚な味わいとサクサクとした食感も癖になりますよ。
ダイエットに失敗してしまう理由の一つは、少しと思って食べてしまったお菓子の誘惑に負け、一気にタグが外れてしまうことです。しかしグルテンフリーポテチなら食欲を抑えてくれるので、ダイエット中でも安心して食べられますよ。
ダイエット中はお菓子厳禁と思っている人も多いと思いますが、まさかポテチが許されるとは夢みたいな話です。これならダイエットも長続きしそうですね!
参考:WELLSOME、healthline、healthline、naturallysavvy、verywell、Life After Gluten、Frito Lay、KETTLE、OldDutch、Terra