むっちり、ぷにぷにの二の腕。ひとたび皮下脂肪がつくと、なかなか取れないないのが悩みの種です。ノースリーブやキャミソールをカッコよく着こなしたいけれど……。どうすれば、細くなるのでしょうか?
オフィスやキッチンで気軽にできる、二の腕を細くする生活習慣と簡単エクササイズをご紹介します。
二の腕はどうして細くなりにくいの?
普段の生活の中では、あまり使われることのない二の腕の筋肉。年齢を重ねることで、筋肉はさらに衰えていきます。
20代の頃から体重は変わらないのに、二の腕がたるんでしまうのは、そんな理由から。筋肉が使われないため、血流が悪くなり、むくんでしまうのも原因のひとつです。
私自身は30代半ばにさしかかった今、二の腕のぷにぷにが気になって仕方ありません。適度にエクササイズしながら20代の頃から体重をキープしているものの、加齢には逆らえず……(涙)。
二の腕の皮下脂肪を落とすには?
私はかつて、パティシエを本業としていました。当時を思い返すと、力こぶができるぐらい二の腕はキュッと引き締まっていました。
なぜあの当時は努力もせずに、あんなにカッチョイイ二の腕だったのか。今回は「二の腕」がテーマということで、原稿の執筆にあたり思い返してみたのです。
そして分かったこと。それは毎日、毎日、ひたすら腕を使い続けていたということです。大きな泡立て器で生地を混ぜたり、両手を使って大量のクッキー生地をこねたり、成形したり。パティシエは想像以上に力仕事です。
現在はデスクワーク中心なので、腕を動かす機会はめっきり減りましたが、過去の経験で分かったことは「筋肉を使わなければ、二の腕は細くならない」ということです。
年齢と共に代謝が下がるため、そのままでは皮下脂肪になってしまいます。意識的に二の腕を動かし、筋力アップをはかりましょう。
キッチンでトライ! 二の腕エクササイズ
さて、パティシエの経験から得た二の腕のエクササイズをお伝えしましょう。
ハンドミキサーに頼らず、生クリームやメレンゲを手で泡立てるエクササイズです。泡立てるときは、二の腕部分は動かさず固定、ひじから下を使ってリズミカルに泡立てていきます。このとき手首をねじらないようにしましょう。
利き腕と、もう一方の腕で泡立て器を持ち替えながら交互に泡立てていくと、どちらの腕の筋肉も使うことができます。慣れてきてコツがつかめるようになると、腕は不思議と疲れません。1週間に2回ぐらいを目安にしてみてはいかがでしょう?
デスクワークの合間にできるエクササイズ
プロポーションづくりの総合コンサルティング会社「ダイアナ」が教える、簡単エクササイズもご紹介しますね。
1. まっすぐ前を向いて立ち、両腕を体の後ろに伸ばす。
2. 手のひらを振り、二の腕をねじる。
このときに肩や肩甲骨を意識するのもポイントだそう。
これ、とても気持ちがいいです!
パティシエ二の腕エクササイズ(※勝手に命名しました)の方が経験上、即効性はあるように感じますが、こちらもおすすめ。肩にも力が入るので肩や肩甲骨がスッキリして、仕事の合間の気分転換になります。
ほどよく筋肉のついた二の腕は、女性の目から見ても素敵。むちむち、ぷにぷにを解消すべく、簡単エクササイズを習慣にしてみませんか?
参考:diana、LIVESTRONG