どんなに暑くても、日差しが強くても、お肌をキレイにみせたい……! でも夏はやっぱり、メイク崩れが気になります。特にビーチリゾートや海に行ったときなんて、ホント悲惨。
出発前はUVケアも万端だったのに、いざ、海から上がったらメイクは落ちてるわ、肌は日焼けでヒリヒリするわ、海なんて懲りごり……というケースも少なくないことでしょう。
そこで、ビーチでも崩れないオンナを目指すべく、美容のプロ、オーガニックコスメブランド「アクア・アクア」広報部のOさんにアドバイスを求めてみました。
ビーチでのUV対策、どうしたら?
「強力な日焼け止めを使っている人ほど、安心してそのまま一日中過ごしてしまったりするかと思います。
日焼け止め数値(PA・SPF値)はあくまでも紫外線の強さに対する数値なので、時間が経ってお肌の上でヨレてしまっては効果がありません。また、目からも紫外線を吸収してしまうので、サングラスを忘れずに!」(Oさん)
(※シワやたるみなど肌ダメージを加速させる「UVA波」をカットするのがPA値、日焼けやシミの原因となる「UVB波」を防止するのがSPF値です)
ビーチ当日のスキンケア化粧品の選び方&お手入れ方法
「スキンケア用品はつけすぎてベタついてしまうと、日焼け止めが崩れやすくなる原因になります。
日焼け止めを塗る前にハンドプレスでスキンケアを浸透させたり、それでもベタつきが残るなら軽くティッシュオフするなど、しっかり保湿はしつつも、肌の表面はサラッとした状態を心がけましょう」(Oさん)
ずばりビーチでも崩れないUVケアとは?
「朝のメイクではリキッドタイプ(ウォータープルーフ)の密着力の高いものを使い、ビーチではメイクの上からでも塗り直せるパウダータイプのものを。ファンデーションにUVカット効果があるものも使いやすいと思います。
ビーチに限らず、日焼け止めは2〜3時間おきの塗り直しがマスト。ウォータープルーフのタイプであっても塗り直しは必須です。メイクの上から塗り直しができるものを携帯するといいですね。
水や汗でも崩れないように……ということでしたらやはりウォータープルーフタイプになるかと思いますが、一番はこまめな塗り直しをすることです!」(Oさん)
ビーチでも崩れにくく、キレイに見えるメイク方法とは
「ビーチの雰囲気によく合うオレンジ、コーラル系のクリームチークを使うといいですね。
クリームチークはお肌にぴたっと密着してくれますし、パサつき感がでにくいので崩れにくいです」(Oさん)
海から帰ってきた後の、顔とからだのアフターケア
「紫外線にあたった後のお肌は、軽度のやけどのようなものなので、日焼けしてしまったところ(赤みのあるところ)は、鎮静効果のある化粧水などでしっかり冷やしてあげます。
夏場はさっぱりとしたシャバシャバ系の化粧水を冷蔵庫で冷やしておくと使いやすいですよ」(Oさん)
こまめに塗り直すのが手間だから、日焼け止めは数値の高いものを……という考えはNGなんですね。少し面倒でも、ビーチやリゾートでは2〜3時間ごとに塗り直すことを私自身も心がけようと思います!
取材協力:アクア・アクア