「今日もお通じがこない……」と便秘に悩んでいませんか? そんなあなたにおすすめの、デトックス効果◎な炊き込みごはんのレシピをご紹介しましょう。
材料を切り、炊飯器に入れるだけだから、料理下手さんでも無理なく作れるはずですよ。
Point デトックス効果◎な食材を使う
今回のレシピは、デトックス効果が高いとされる2つの食材を主役に使うのがポイントです。
ごぼう
デトックス効果を高めるため、野菜の中でもトップクラスの食物繊維を含有している”ごぼう”を使います。
食物繊維には、水に溶ける「水溶性食物繊維」と水に溶けない「不溶性食物繊維」の2種類があり、ごぼうには、この2つの食物繊維がバランスよく含まれています。
特に水溶性食物繊維は、糖質の吸収を抑え血糖値を緩やかに上昇させる効果が期待できるといわれているため、ダイエットにも効果的ですよ。また腸内環境をよくし、便秘解消に導いてくれるので、美肌効果も期待大。特に女性に摂ってほしい野菜の一つです。
パクチー
胃の健康を保つハーブと言われている“パクチー”も使用します。
昨今その独特な味で人気を集めていますが、実は栄養も優れていて、ビタミンも豊富なんです。
特に、β-カロテン(ビタミンA)が多く、シミやシワなどの肌の老化を防いでくれる抗酸化作用が期待できます。
レシピ【パクチーと豚バラごぼうのデトックス炊き込みごはん】
Photo by Kohata
ごぼうは通常ささがきにしてから炊き込みごはんに入れますが、調理時間を短縮するため、輪切りにします。かみごたえも増し満腹感も得られ、一石二鳥ですよ!
ごぼうと豚バラの旨味が凝縮されつつ、最後にパクチーを入れることでエスニック風な味わいに仕上がります。
【材料】(5~6人前)
米・・・2合
豚バラ肉・・・150g
ごぼう・・・200g
パクチー・・・1束
ごま油・・・大さじ1
A水・・・300ml
A乾燥椎茸・・・3個
A出汁用昆布・・・4g
Bみりん・・・大さじ1
B酒・・・小さじ1
B薄口醤油・・・大さじ2と1/2
B塩・・・小さじ1
【作り方】
下準備:前日に、出汁を仕込みます。保存容器か麦茶ポットにAを入れて、冷蔵庫に保存しておきましょう。
米を計量し、ボウルで洗います。炊き上がりがムラにならないよう、米をザルに入れ、水を張ったボウルに沈め、30分浸水させましょう。その後、しっかり水を切ってくださいね。
1.ごぼうは水洗いし、包丁の背で皮をむき、1.5cm幅に輪切りにします。パクチーは水洗いして2.5cm幅にカット、豚バラ肉は3cm幅に切りましょう。
2.フライパンにごま油を敷き中火で熱し、豚バラ肉を炒めます。豚バラ肉の色が変わったら取り出します。同じフライパンに、ごぼうを入れ、中火で1分ほど炒めたら火を止めます。炊飯器に入れるので、ごぼうは完全に火が通らなくてもOKです。
3.出汁から、昆布と椎茸を取り出し、椎茸はよく絞って、軸を取りスライスしておきます。
4.炊飯釜にしっかり水を切った米を入れ、出汁を270ml注ぎます。Bの調味料を入れ、全体をよく混ぜ合わせます。
5.3の昆布とスライスした椎茸を入れ、最後に2の豚肉とごぼうを入れ、炊飯器にセットし、炊きます。
6.炊き上がったら昆布は取り出し、カットしたパクチーを入れ、10分蒸らします。その後、よく混ぜて器に盛り完成。
体にたまった老廃物をだしてきれいな体を目指しましょう!
参考:わかさ生活
(レシピ制作・トップ画像/Kohata)