The Korean Heraldは、韓国政府によるIT業界への投資を伝えている。
昨年、韓国政府は2020年にかけて世界的なIT強国を目指した投資を行うことを発表した。その規模は4,000億ウォン(395億円)である。VRを含む8つのIT分野への投資を行う。
既にIT強国への兆しが見えているのかもしれない。先日、2016年に出荷されたVRヘッドセットのうち70%以上がGear VRだというレポートが公開された。
2014年に発表されたGear VRはアメリカで最も売れているVRヘッドセットである。また、日本でも100万台以上が販売された。この理由については以前見た通り、タイミングが良かったことと手軽さが大きいだろう。
レポートを公開したSuperDataは、2017年もVRヘッドセットの市場は拡大を続けると予想している。特にモバイルVRは、ハイエンドスマートフォンと合わせてヘッドセットも売れていくことになるだろう。
韓国でVRといえばSamsungのイメージが強いが、もちろんそれだけではない。韓国政府による投資は多数の企業や政府機関に向けたものとされており、2020年に向けて多くの企業からVR関連機器が登場することになるかもしれない。
デバイスだけでなく、韓国ではスマートフォンアプリやオンラインゲームといったゲームコンテンツの開発も盛んである。モバイルゲーム開発会社のYJM GamesはVRファンドへの投資を発表した。他にも、VRコンテンツの世界で注目されるデベロッパーが出てくるのではないだろうか。
参照元サイト名:The Korean Herald
URL:http://www.koreaherald.com/view.php?ntn=0&ud=20170209000875
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