Googleは、2016年6月23日、世界各地で行われるLGBTQのパレード「Pride Parade」をVRカメラで撮影し公表するプロジェクト「#prideforeveryone」を発表した。
Googleは、2016年6月23日、毎年6月前後に世界各地で開催されるLGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィア)の権利を啓発するイベント「Pride Parade」の様子をVRカメラで撮影して、YouTubeにアップするイベント「#prideforeveryone」を発表した。
Pride Paradeは、1969年6月28日にアメリカのゲイバー「ストーンウォール•イン」で起こった弾圧事件をきっかけとして、その翌年の1970年から始まったセクシャル•マイノリティーの権利を啓発するためのイベントで、日本でも1994年から開催されている。
Googleが発表した公式サイト「#prideforeveryone」によると、現在でも世界の70ヶ国以上ではゲイであることが犯罪であるとのこと。
プロジェクトの責任者Arjan Dijkが言うには、アメリカ•フロリダ州オーランドのゲイナイトクラブで起こったテロ事件をうけて、「何者であれ、さらには誰を愛そうと人間は自分自身であることに誇りを持つべきだ」というメッセージを発するのが、プロジェクトの目的だ。
YouTubeにアップされる予定の動画は、スマートフォンとGoogle Cardboardのようなモバイル向けVRヘッドセットがあれば視聴することができる。
VRヘッドセットが用意できなくても、PCブラウザから360度モードで閲覧することもできる。
参照元RUL:https://www.engadget.com/2016/06/24/google-pride-vr/
#prideforeveryone日本語公式サイト
https://landing.google.com/intl/ja/pride/
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