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ソニー吉田修平氏「アップルがVR・ARプロダクトを発表するだろう」 VR・AR業界の2017年予想を明言


海外メディアRoadtoVRは、2017年1月16日の記事において、ソニー吉田修平氏が発言したVR・AR業界予想を紹介した。


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VR・AR業界著名人が2017年の業界動向を予想


同メディアは、海外月刊ブログメディアVirtual Reality Popが昨年12月にVR・AR業界著名人を集めて行ったインタビュー記事のなかから、SIE(Sony Interactive Entertainment:ソニーインタラクティブエンターテインメント)プレジデントの吉田修平氏のコメントを紹介した。


インタビューではVR・AR業界各著名人に対して、「2017年のVR・AR業界で起こるであろうもっとも大きな出来事とは」、「VRに関して人々が抱いているもっとも大きな誤解とは」、というふたつの質問がぶつけられた。


ふたつの質問のうち2017年の業界予想に関して、同氏は「アップルがVR・ARプロダクトを発表するだろう」と発言した。


今年の業界大事件予想としてアップルの参入を推す声は、テクノロジーの未来を描いた著書「Age of Context」の著者Robert Scobleからもあがった。Scobleは吉田氏より大胆な予想を展開しており、アップルはVRとARの両方が使えるMRデバイスをリリースするだろうと述べた。


確実視されるアップルのVR・AR業界への参入


同氏の発言は、実のところ、国内外のVR専門メディアのあいだではもはや常識と化している見解である。


本メディアでもアップルのVR・AR業界に関する動向は報じており、同社はとくにAR開発に注力していると考えられる。


本メディアで報じた記事では、同社CEOのTim Cook氏がARへの傾倒を発言したことをはじめとして、ARに関する特許を取得したり、ARグラスを開発しているとの噂もあった。


同社がARデバイスをリリースした時の影響は絶大であろう。世界中にいるアップル信奉者のことを考えれば、リリース当日に、それまで普及しているVRヘッドセットの台数と同じ数だけ売れたとしても、驚くには値しない。


「VR元年」はまだ終わっていない


インタビューにおけるふたつめの質問に関しては、吉田氏は「(2016年に起こったと認知されている)VR元年はまだ終わっていない」と発言した。


この発言はなかなかに含蓄のあるものなので、解釈は一意には決まらないだろう。ひとつの解釈として、今後さらにVRが普及して生活の一部に溶け込んで一過性のブームではなく「歴史」のなかに組み込まれた時に、はじめて2016が「VR元年」だったと認定される、と同氏は言いたいのではではなかろうか。反対にVRが一過性のブームで終わったとしたら、ブームの終焉とともに「VR元年」も忘却されるに違いない。


VR・AR業界は、黎明期である。だがしかし、「黎明期」だったと分かるのは「繁栄期」を迎えてからである。もしかしたら、VR・AR業界は、まだ始まってもいないのかも知れない。


ソニー吉田修平氏の2017年VR・AR業界予想を紹介したRoadtoVRの記事

http://www.roadtovr.com/apple-ar-vr-headset-debut-2017-predicts-shuhei-yoshida-sony/


VR・AR業界著名人の2017年業界予想を報じたVirtual Reality Popの記事

https://virtualrealitypop.com/this-month-in-virtual-reality-december-2016-aba690f5d61#.k2ou27a8l


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