Microsoft社が自社システムのOutlook EmailとカレンダーアプリをHoloLensに対応開始すると発表した。
こちらはUniversal Windows Platform (UWP) アプリなので、Windows 10を搭載するデバイス全てで作動するそう。
ちなみに同社製のHoloLens ARヘッドセットはWindows 10を搭載している。
Outlookのチームのブログ投稿によると、
「HoloLens上のOutlook Mailによって、ユーザーの皆さまは現実の世界で他のデジタルコンテンツと相互作用する間に受信箱をオフィスの壁に設置でき、これによって受信箱を電子メールの上に置いておくことが可能になる。
また、新しくなったカレンダーによって、利用者は壁にカレンダーを配置のうえ翌日の予定を素早く確認することができる。
今回のリリースはただの始まりにすぎない。
我々は物事を繋げる斬新かつ強力な方法を作り上げる上でHoloLensが見せる機会の数々に期待を抱いている。」
とのこと。
同社はEmail、カレンダーのHoloLens対応以前にもWord、Excel、PowerPoint、OneNoteの対応化を行っている。
なにが刺激的かと言えばHololensが現在使用しているWindows HolographicプラットフォームがHTC製VIVEといったVRヘッドセットを含む他タイプのデバイスの基礎になりそうであるという点だ。
したがってHoloLensがこの発表の主な趣旨である間、類似したシステが最適化されて多くの他のシステムに対応することが考えられる。
ユーザーの皆さまはこれまでHoloLens上のメールもしくはカレンダーのクライアントにアクセスするためにEdgeブラウザーにあるOutlook.comにアクセスするというような手間のかかる手順を踏む必要がなくなる。
Outlookを使用するためにVirtual Desktopといった別のアプリをダウンロードする必要もなくなるかもしれない。
HoloLens Development Editionは3,000ドルで購入が可能。
VR(バーチャルリアリティ)とともに進化を遂げるARにも注目だ。
Microsoft公式サイト
https://www.microsoft.com/microsoft-hololens/en-us
参照元:http://venturebeat.com/2016/06/02/microsoft-outlook-arrives-on-hololens/
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