Samsung社が今年度の欧州でのGear VRの売り上げ合計が30万に上ったと発表した。
Oculusは通常Rift、Gear VRの売り上げに関しては公表をしていないが、Gear VRの共同制作者であるSamsungの発表によってこの度その一部が明らかにされる形となったようだ。
同社はこちらに関して「売り上げ」という表現を強調しているが、これが同社の最新スマートフォン Galaxy S7、Galaxy S7 edgeの先行予約者に特典として付属したユニットの台数を含むかに関しては明らかになっていない。
残念ながら北米、アジアといった欧州以外の地域での売り上げに関する情報は公表されていない。
しかし現在市場に流通しているもの、2015年に販売されたもの、そして2014年後期と2015年前期に販売された「イノベーター・エディション」2種の売り上げを合算すればその数が莫大なものになることは確実だろう。
先週の時点でOculus社は2016年4月にGear VRユーザー数が100万人を超えたと発表しており、キット自体の売り上げ総額もこの数値からそう遠くはないことが予想される。
Samsungの発表はこれだけにとどまらない。
同社によるとSamsung社はGalaxy S7、S7 edgeユーザー向けに限定のGear VRセットを発売するとのこと。
こちらは期間限定でSamsung公式オンラインサイトもしくは提携の店舗で発売され、セットには Anshar Wars 2、Darknet、Drift、Keep Talking and Nobody Explodes、Ocean Rift、Starchart といったGear VRのヒットタイトルが無料で含まれているとのこと。
特にDarknetとKeep Talking(以下略)は現時点でのベストセラーとなってるので、新スマートフォンの購入をお考えの皆さまは要注目だ。
どこかほかで、VRが2016年に西ヨーロッパで168%の前年比を栽培することを、示唆したCCSインサイトから、サムスンも研究について話しました。そして、おそらく、同社がなぜ突然数字を共有することについてそれほど楽観的になっているかについて説明しました。
Samsung社はCCS Insightによる「VRは2016年に欧州で前年比168パーセントに上る成長を遂げる」という調査結果にも言及しており、恐らくこちらが今回の情報公開の引き金になったのではないだろうかと考えられる。
こちらはRiftのような他の高品質高価格のデバイスを普及させるというVRデバイスの将来にとって、確かに良い前兆であるといえるだろう。
Gear VRは未だ解決されるべき課題を抱えているが、モバイルデバイスが幸先の良いスタートを切っているというのは良い傾向ではないだろうか。
同社がこれからどのような競争をし発展を遂げていくか、要注目である。
参照元:http://uploadvr.com/gear-vr-sales-europe/
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