米国ロサンゼルスに拠点をもつOutlyer Technologies社は、VRと360度カメラに対応した新しい広告フォーマットを発表した。
Advrtasの技術とバーチャル・リアリティについて
Advrtasとよばれるこの新しい広告フォーマットは、現在、Panamorphicという技術で特許出願中である。360度カメラで撮影されたコンテンツを再生出来るデスクトップやスマートフォン上で、広告を表示させることが出来るシステムだ。
Outlyer Technologies社CEOのRobert Bruza氏は、「360度の映像を撮影する技術ではなく、映像や画像と広告を3Dまたは2Dの画面上に構築するものになる。」と強調している。
画面上に表示されている広告をクリックすると直接商品を購入出来たり、Google cardboard の様なスマートフォンを装着する、簡易タイプのVRヘッドセットを使用することで、より立体的な空間と広告のコラボレーションを感じることが出来る仕様となっている。
広告フォーマットの表示に指定はなく、どのブラウザ上でも見ることが可能だ。また、フォーマットはモーションセンサー機能によって情報を識別し、スマートフォンを動かすと連動して広告も変わったり、動いたりする。
フォーマットはInteractive Advertising Bureau (IAB)機能によって、多くのオンラインサービスやアプリケーションに対応すると同時に、広告の分析も行うことが可能なので、VR技術の進化に合わせて広告の考え方も今後大きく変わっていく可能性が高い。
Outlyer Technologies 公式サイト
http://www.outliertechnologies.net/
参照元:Marketing Land
http://marketingland.com/new-advrtas-ad-platform-offers-first-fully-interactive-360-degree-rich-media-ad-vr-mode-173253?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
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