キャスタリア株式会社は、VR環境での学習に特化した専門ソフトや編集技術不要のアプリ「Goocus VR」を開発し、2024年4月よりβ版をリリースしたことおよび、ローンチカスタマーとして秋田大学がタジキスタン国での地中熱源ヒートポンプの現地導入教育に利用していることを発表しました。
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「Goocus VR」とは?
キャスタリア社では、“教育×ITで社会課題を解決する”をモットーにモバイルに特化したeラーニングシステム「Goocus」を開発し、企業や教育機関に提供してきました。
今回、この「Goocus」をベースにVR環境での学習に特化したアプリケーションとして開発されたのが「Goocus VR」です。
「Goocus VR」の特徴
「Goocus VR」は、360度カメラで撮影され全方位を自由に視聴できる360度動画をはじめとするあらゆるVR動画にテキストやクイズなどを付け加えることができるにもかかわらず、VR動画用の専門ソフトや編集技術は不要な『LMS:Learning Management System』に仕上がっています。
この『VRに特化した汎用性の高いLMS』であるというのが、本アプリの特徴のひとつです。
また、従来のLMS機能も備えられているため、ユーザーの”学習進捗状況”や”テストの正誤”といった『学習履歴』等も管理側で確認することが可能となっています。
この『簡単に学習管理やコンテンツ更新ができる』という点も特徴の一つとなっています。
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タジキスタン国の現地導入教育に活用
秋田大学資源研究科は、外務省及び文部科学省が推進する「SATREPS:地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム」のひとつである「地中熱利用による脱酸素型熱エネルギー供給システムの構築」の中で、寒暖の差が激しく石油・天然ガスにも恵まれないタジキスタンにおいて、その豊富な地下水資源に着目し、人工知能などICT技術を統合した「先進乾燥地帯対応型地中熱ヒートポンプシステム(タジキスタンモデル)」の構築と普及。
それによって、エネルギー事情改善と雇用創出による地域安定化および温暖化対策への貢献を目指しており、今回、「Goocus VR」のローンチカスタマーとして本アプリをタジキスタン国の地中熱源ヒートポンプ(GSHP)の現地導入教育に活用しています。
まとめ
キャスタリア社が開発したeラーニングシステム「Goocus」に、専門ソフトなどは不要でVR動画を編集する機能が追加され、VR環境での学習に特化したアプリケーション「Goocus VR」が開発されています。
本アプリはβ版が2024年4月にリリースされており、ローンチカスタマーとして秋田大学がタジキスタン国ですすめている地中熱源ヒートポンプの現地導入教育に利用されています。
日本にいながら現地での教育にかかわれるようになると、様々な地域での開発の役に立てそうだと感じるニュースですね。
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