大日本印刷株式会社(DNP)は、移住を検討している人たちへ向けて、メタバース内での自治体の交流・相談会の運営支援を始めると発表しました。
運営側の負担低減を目指している他、相談内容に子育てやライフプラン等も加えることで、関係人口の増加にも貢献していくとのことです。
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メタバースでの移住相談支援開始
DNPが、メタバースを活用した、移住を検討している人たち向けの自治体の交流・相談会の運営支援を開始することを発表しています。
現在、京都市や三重県の桑名市において実際に運営支援が進められてます。
メタバースでの運営支援の背景
テレワークの普及などで場所を選ばず生活する人が増えている中、地方の自治体では遠方からの移住を考える生活者等に向けて、リアル・オンラインともに、説明会や交流・相談会などを開催する機会が増加しています。
自治体側では、リアルでの会場の確保など運営の負荷が高まっている中、オンラインでは移住を検討する人とコミュニケーションが取りにくいという課題がありました。
そんな中DNPは、リアルとバーチャルの空間を融合する「XR」の技術を活かしたXRコミュニケーション事業を2021年から展開しており、多くの自治体の
・観光促進
・地域活性
・メタバース役所
などの行政サービス向上と窓口業務のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。
そして今回新たに、これらの実績やノウハウを活かして、メタバースを活用した移住に関する交流・相談会をトータルで支援していくとのことです。
運営支援の特長
同社の発表によると、この支援事業ではイベントのテーマ、内容等の企画立案から各種事前準備、当日の運営、成果報告等までトータルにサポートし、移住を検討する生活者に地域の生活環境や魅力を伝えていくとのことで、また「渋谷区立宮下公園 Powered by PARALLEL SITE」「PARALLEL SAPPORO KITA3JO」など、DNPが運用するメタバースを活用することで、自治体では新たにメタバースを制作しなくても、短期間で移住に関する交流・相談会を開催できるようにするということです。
さらに「交流会」「各種相談」「電子申請手続きのサポート」の3つのメニューを提供している「メタバース役所」と連動することで、メタバースを活用した交流・相談会をきっかけに移住に興味を持った生活者に対して、個別相談や電子申請のサポートも行えるようにするとしています。
このメタバースを活用した移住交流・相談会の運営支援に関する参考価格は、1回につき110万円~(税抜)となっており、イベントの内容、利用人数などに応じて、別途見積もりが必要とのことです。
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移住検討者向け説明・相談会「MEETS LIFE IN KYOTO」開催
直近では京都市のメタバース「京都館 PLUS X」にて、今月27日(水)19:00~21:00に移住検討者向け説明・相談会「MEETS LIFE IN KYOTO」が開催されます。
<説明・相談会内容>
・京都移住者による京都市で暮らす魅力の紹介
・京都移住コンシェルジュや京都移住者による移住に向けた準備事項・ステップの紹介
・ゲストを交えた交流会
今後は課題に対応できる展開を
DNPは、XRコミュニケーション事業を通じて、移住を検討している生活者と自治体をつなげ、自治体職員の負荷の軽減と関係人口の増加を目指していくとしており、また同社が取り組む「メタバース役所」と連動させることで、移住に関わる交流・相談会だけでなく、子育てや教育、結婚、介護等のさまざまな課題に対しても注力し、様々な課題に貢献できるような行政サービスを目指して支援していくということです。
まとめ
DNPが、移住に関する自治体のメタバース交流・相談会の運営支援を始めると発表しました。
今回の運営支援により、遠隔でもさまざまな申請や相談が可能となり、利便性が増すことで移住者がコミュニケーションを取りやすくなるだけでなく、自治体の負担軽減にもつながると考えられています。
移住検討者にとっては新しい土地がより気軽に、身近に感じられるサービスとなりそうですね。
ソース:プレリリース[PR TIMES]
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