2024年4月1日(月)より、VRを活用した「バーチャル健康相談」サービスが学校保健の現場へ提供開始されます。
メタバース内でアバターに扮して交流できるようにすることで、相談へのハードルを下げ、相談しやすい環境を作ることが目的とされています。
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バーチャル健康相談提供開始!
Welcome to talk社と角川ドワンゴ学園が今回業務提携し、株式会社バーチャルキャストの技術支援のもと、新年度2024年4月1日より、VRを活用した「バーチャル健康相談」サービスを開始します。
同社らの発表によると、カウンセリングに特化した仮想空間を開発し、ベータ版での事業検証を経て学校保健への提供が実現したということです。
サービス開始の背景
近年、対人コミュニケーションを避ける子供・若者が増え、
・視線が合うと緊張する
・自分の顔を見せたくない
・人の顔を見て話すのが苦手
・笑顔でいることに疲れる
・話したいこと、話したことを忘れてしまう
などの苦手意識を持っているとのことです。
しかし、リアルな環境ではなくメタバースにおいては、ユーザーは好きなアバターに扮することで、他のユーザーとの交流やコミュニケーションをとることに親しみを感じやすいということが分かっています。
また、大きな特徴として、アイテムや音楽BGMなど、仮想空間ならではのエンタメ要素を取り入れ、同じ体験を共有しやすくなっていることが挙げられます。
こういったことから従来の「テキスト健康相談」「オンライン健康相談」に加え、より自由なデジタル空間の「バーチャル健康相談」を取り入れることで、相談へのハードルを下げ、相談しやすい環境を作ることが狙いとされています。
サービスの特徴
このサービスでは、導入された学校の生徒・学生などの利用者はマイページから平日13:00~22:00の間で好きな時間を選べたり、好きなこころの専門家を選ぶことができます。
予約日にはMetaQuestヘッドセットを装着し、好きなアバターでバーチャル空間へアクセスします。
カウンセリングルームでは、Welcome to talkこころの専門家のアバターが待っているため、いつものカウンセリングとは違う環境で相談することができます。
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Welcome to talk社と角川ドワンゴ学園が連携
2022年6月、教育と医療が連携し、メンタルヘルスケアのデジタル化に向けた研究開発の推進を目的に包括的な業務提携契約が締結されました。
Welcome to talk社のメンタルヘルス事業で培ったノウハウやこころの専門家ネットワークに、角川ドワンゴ学園が有するテクノロジーや最先端のオンライン学習を掛け合わせていくことで、顕在化する子ども・若者のメンタルヘルスの課題解決に貢献していくとのことです。
まとめ
2024年4月1日より、VRを活用した「バーチャル健康相談」サービスが学校保健の現場へ提供開始されます。
これはリアルな環境では人と交流しにくいと感じる生徒たちへの相談へのハードルを下げ、相談しやすい環境を作ることが目的とされています。
本サービス開始を通して、近年増加しているこどもの自殺などに対しての大きな対策となっていくのではないでしょうか。
ソース:プレリリース[PR TIMES]
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