週末恒例!
VRニュースイッキ見【後編】!
昨日の前編に引き続き、今週(3月24日〜3月30日) 注目を集めた10記事のうち、後半5記事を一気に紹介します!
VRニュースイッキ見【前編】はこちら→https://vrinside.jp/news/post-216894/
①「VR野田ゲーランド in バーチャルやぶ」オープン!野田ゲー初のVR化
3月24日、吉本興業が運営する地域メタバースプロジェクト「バーチャルやぶ」に、野田クリスタルさん制作の通称『野田ゲー』とコラボした「VR野田ゲーランド in バーチャルやぶ」がオープンしました。
「VR野田ゲーランド in バーチャルやぶ」では、VRクリエイターのVR蕎麦屋タナベさんがVR用にアレンジした
「つり革」
「ブロックくずして」
「まぁまぁあぶないじゃん」
など野田ゲーの名作や新作野田ゲー「アテンド速すぎくん」をバーチャルで体感することができます。
3月28日(火)の21:30からは、毎週火曜にライブ配信している野田クリスタルさんのYouTubeチャンネルにて、これらのVRゲームの実況配信も実施される予定です。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-216755/
②旧宮川町歌舞練場をメタバース上に再現!舞妓さんの花街文化がVR化
1916年京都市東山区宮川筋に建築されて以来、町の象徴として親しまれ2022年に惜しくも解体された『旧宮川町歌舞練場』が、NTTコノキューが提供する仮想空間プラットフォームである「DOOR」を用いてメタバース空間に再現されました。
NTT都市開発とエヌ・ティ・ティ・スマートコネクトによる、”伝統伎芸とICTの新たな共存価値の創出”のためのプロジェクトとしてメタバース上に構築され、2023年3月28日から2024年3月31日までの期間限定で一般公開されています。
ユーザーはアバターとなって
・歌舞練場内の観客席を自由に移動する
・音声会話やテキストチャット等により交流する
・360度動画のVRコンテンツを視聴する
といった体験を楽しむことができ、公開期間中に対話型オンラインイベントの実施も検討されているとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-216794/
③Webメタバースイベント開催サービス「Vket Space」提供開始!
HIKKY社は3月28日に、Webメタバースイベントを開催できる新たなサービス「Vket Space(ブイケット スペース)」を提供開始しました。
「Vket Space」では、スマホからでもURLクリックだけでアクセスが可能な
「イベントルーム」
「エントランスルーム」
の2会場が用意され、300名が同時に参加可能なイベントも開催することができます。
また、3月22日にはVket Space初開催イベントとして、声優の
・小岩井ことりさん
・久保田未夢さん
・鈴木南名子さん
が出演するバーチャルファンミーティングも実施されました。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-216809/
④秋葉原駅にXR体験施設「XR BASE produced by NTT QONOQ」オープン!
NTT QONOQ(コノキュー)は、秋葉原駅構内にコノキューのショールーム「XR BASE produced by NTT QONOQ(XR BASE)」を、3月30日にオープンさせました。
XR BASEでは、
・巨大LEDによるバーチャルライブ
・さまざまなデバイスで楽しめるメタバースやデジタルツイン
・XRデバイスによるMR技術を活用したコンテンツ
など、コノキューが提供するサービスやソリューション・コンテンツを、入場無料・事前予約不要で体験できます。
また、XR BASE内の展示サービスやソリューション・コンテンツは、今後順次更新が予定されています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-216844/
⑤メタバースで「認知症の人」の世界観が体験できる!静岡大学らが共同開発
「イマーシブ・エクスペリエンス(没入型体験)」開発を手がけるアルファコード社は、メタバース内で
「色々なものが人の顔に見える」
「形や大きさを正しく認識できない」
「聞こえないはずの音が聞こえる」
という認知症の人の世界観を再現するプラットフォームを開発しました。
これはアルファコード社と静岡大学情報学部の石川翔吾講師の共同プロジェクトによるもので、3月15日には石川県加賀市にて体験会が行われ24名の”介護職”や”医療職”の方が参加しています。
参加者からは認知症の人の世界を体験することでより良いケアにつながるとの感想も寄せられており、今後は介護職、医療職に限らず多くの人に『認知症をもつ人への理解とケア』について学ぶことができるようにしたいとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-216735/
まとめ
今週後半はメタバースを活用したさまざまなサービスやソリューションが登場しました。
社会的に有益なものから楽しいゲームやイベントまで幅広くメタバースが活用されており、今後の国内のメタバース産業の活況が予感させられます。
国外ではメタバースの未来に厳しい見方が向けられているようですが、まずは生活に身近で不可欠なところから普及を目指すのが着実な道かもしれませんね。
来週はどんなVRニュースがあるのでしょうか?
お楽しみに!
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