株式会社デジタルコンティニュエは2021年11月30日(火)、同社の「DX/データサイエンス研修」をVR空間で再現するためのプラットフォーム「Digital Learning Base for DX Trainings」を開設したことを発表しました。
デジタルコンティニュエ社では、対面で実施していた研修をオンライン化することで、Afterコロナにおける、シン「学び方改革」を実現するDX学習環境の提供を目指しています。
「Digital Learning Base for DX Trainings」の特徴
「Digital Learning Base for DX Trainings」は、デジタルコンティニュエ社が対面研修として提供している「DX/データサイエンス研修」を、”オンライン研修でありながら対面集合形式同等の学習体験”を提供すべく開設したVRプラットフォームで、その特徴は以下の3点となっています。
講師、及び受講者はアバターとなり研修会場に参加
「Digital Learning Base」の研修会場では、”講義の聴講”、”講師と受講者、または受講者同士の会話やディスカッション”などが、すべてアバターを通して実施されます。
講義教材等研修コンテンツを大型スクリーンなどで共有
研修で使用するコンテンツは、パワーポイントやPDF・画像・YouTube動画といった形式が利用可能で、VR空間上の研修会場内に設置された大型スクリーンや、受講者のPCへズームアップ画面にて共有することができます。
PCのみ(Windows/Mac)で参加可能
「Digital Learning Base」への参加に際してはVRゴーグルといった機器は不要。
PCのみ(Windows/Mac)で参加可能となっており、アバターの操作もキーボードの十字キーのみで行えるように設計されています。
また、アバター同士の会話やディスカッションのために、ハイレベルな3D音像と豊富な感情表現ファンクションが搭載されています。
DX研修コンテンツについて
「Digital Learning Base」で提供されるDX研修コンテンツ「DX/データサイエンス研修」の特徴は
・講義
・GUIツールを活用したデータ分析演習
・データ分析コンペティション「Kaggle」を活用したデータ分析グループ演習
・テーマ別ディスカッション
などを取り入れたインタラクティブな「ワークショップ型学習」である点です。
これにより詰め込み型の研修とは違って、”実践的なDXスキル修得”や”自律的なマインドセットの醸成”を可能としています。
研修コース例
・DX/データサイエンス研修 標準10日間コース(半日)
・DX/データサイエンス研修 標準6日間コース(終日)
・DX/データサイエンス研修 速習2日間コース(終日)
研修カリキュラムは標準コースをベースに要望に応じてカスタマイズ可能となっています。
カリキュラムの詳細や費用の問い合わせは、株式会社デジタルコンティニュエ公式サイトまで。
まとめ
デジタルコンティニュエ社は、Afterコロナにおける新たなワークスタイルの転換・定着に向けて、社会と企業が求める人材教育コンテンツとVR研修プラットフォームを融合したDX研修サービス「Digital Learning Base for DX Trainings」 を開設したことを発表しました。
講義を聞き、自分の考えをまとめ発表したり他の参加者の意見を聞いたりすることは、対面でないと難しいと思っていましたが、技術の進歩によりオンラインでも対面と同じような講義や研修が受けられるようになるなんて、まさに新しい生活様式と言えそうなニュースですね。
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