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FacebookヘッドセットがSteamで使用されるVRヘッドセットの60%を占めることに


OculusヘッドセットがSteamユーザーの毎月接続されるヘッドセットのシェアの60%を超えたことが明らかになりました。

FacebookによるVR空間への影響力がますます大きくなりそうです。



Oculusヘッドセットの躍進の背景

Oculusヘッドセットの躍進の背景

出典:ROAD TO VR

SteamにおけるOculusヘッドセットが躍進した背景には、OculusQuest・Quest2でもPCに接続できるOculus Linkが挙げられます。

もちろん、Facebook OculusはQuestが登場する前からすでにVR業界での有力なメーカーでした。

主にスタンドアロンのヘッドセットとして設計されたQuestとQuest2の、ハイブリッドPCVR機能は確実にユーザーの心を掴んでいます。

Quest 2は、リリースからわずか数か月後にSteamで使用される最も人気のあるPCVRヘッドセットになり、全体のユーザーの31%が利用するヘッドセットとなりました。

画像:Steamハードウェア&ソフトウェア 調査(2021年7月)

また、VR元年前後の第1世代のVRヘッドセットが市場に出回って以来、初めてSteamで使用されるヘッドセットの50%以上にRIftも含めたOculusヘッドセットが一気に拡大しています。

Steamを運営するValveの最新データによると、過去7ヶ月でOculusヘッドセットは毎月ほぼ1%の成長率で、Steamで使用されるVRヘッドセットのシェアの60.18%を占めるようになりました。



Quest2はFacebookヘッドセットでも半数以上に

Quest2はFacebookヘッドセットでも半数以上に

画像:Road to VR

次に、Facebook Oculusヘッドセットに注目して見ていきましょう。

Facebookヘッドセットだけを見ると、Quest 2はSteamで使用されているヘッドセットの50%以上を占めています。

1年前に比べるとQuest2がRift / Rift Sのユーザーの割合に影響を与えているように思えますが、実は最も影響を受けているのが初代Questです。

こうした現象から既存のヘッドセットユーザーの多くがQuest2に乗り換えたと見受けられます。

とはいえ、Quest2がすぐにシェアを塗り替えたことは驚くべきことではありません。

3万7,000円という同世代のヘッドセットの中で最も手頃な価格でありながら、スタンドアロンとPCVR機能により最高のコストパフォーマンスを発揮するからです。

この低価格はFacebookによる出資が不可欠です。

入り口となるVRヘッドセットを低価格で提供し、VRアプリで回収、収益を上げるというビジネスモデルを作り上げつつあると思われます。

まとめ

OculusヘッドセットがSteamに接続されるヘッドセットのシェアの60%を超えたことが明らかになりました。

爆発的なシェア拡大はQuest2の好調な売り上げとOculus Linkが理由とされています。

これまではOculus Linkにはケーブルが必要となっていましたが、新機能のOculus Air Linkによって無線でもPCに接続できるようになりました。

そのため、これまで以上に利用しやすくなり、さらにQuest2のユーザーが伸びていく可能性もあります。

とはいえ、このままFacebookの圧倒的な一強状態が続くのがVRにとって必ずしも良いものであるとは思えません。

HTCやValveなど他のメーカーも負けずに、健全な競争を繰り広げて欲しいものですね。

参考:Facebook Headsets Now Account for More Than 60% of VR Headsets Used on Steam[Road to VR]








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