2021年4月29日(木)~5月5日(水)にVR空間で開催されたインディーズゲームの展示会「GameVketZERO」が、世界中から延べ約20万人の来場数を記録していたことが公開されました。
なお、この数字はVRChat協力のもと算出されたもので、ブラウザからの入場者数も含まれています。
「GameVketZERO」来場者約20万人を記録
「GameVket」は、バーチャルマーケットなどを手掛ける株式会社HIKKYが主催するインディーズゲームの展示会で、初の開催となる「GameVketZERO」が、2021年4月29日(木)~5月5日(水)の7日間の日程で開催されました。
VRデバイスはもちろんのこと、PCやスマホのブラウザを使って世界中から気軽にVR会場へアクセスすることが可能で、今回は
・96のインディーズゲームディベロッパー・サークル
・30もの企業・団体
が参加しており、世界中からの来場者延べ約20万人という、初開催ながら脅威の数字を記録しています。
ハイクオリティな作品が目白押し
同イベントに出展された作品は企業のゲームに加えて、インディーズゲームに至るどの作品もレベルが高いと好評を得ており、ビジュアルや作品名でも目を引くものが多いものの、来場者は試遊をしたり作品映像を見たりしながら、お気に入りのゲームを購入して楽しんでいます。
11の出展会場や配信スペースなどを展開
GameVketZEROでは「11の出展会場」に加え、「エントランス会場」には”配信スペース”と”カンファレンススペース”が設置されました。
「11の出展会場」ではゲーミングPCの内部をイメージした会場内に、企業と一般の出展ブースが軒を連ねており、参加者が会場を巡りやすくするため、「カタログ」も制作され、公開されています。
この「カタログ」では、出展サークルや出展企業の一覧や地図が見られるほか、各ブースの
・公式サイト
・ゲーム購入サイト
・試遊サイト
などの情報を掲載しており、来場者からは「気になるゲームの詳細を簡単に調べることができた」と好評を得ています。
初の試みも!配信やカンファレンスも実施
また今回初の試みとして、会場巡りをサポートしてくれるナビゲーターロボ「すたんどにゃろん」が設置されています。
「すたんどにゃろん」はガイドの他にも、デスクトップモードやOculus Questシリーズで使用できる「自撮り機能」を備えており、参加者の会場での思い出作りやTwitterキャンペーンの参加にも役立てられました。
さらに配信スペースでは、参加者による自由配信や公認配信が多数実施され、カンファレンススペースでは資料を投影しながら、まるで現実のような有識者によるカンファレンス配信が行われています。
企業ブースでも様々な試みが
同イベントで登場した、企業ブースの一部の様子も今回公開されています。
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
バンナムの出展では、名作「テイルズ オブ」シリーズの世界観が楽しめるブースが設置されました。
VR版では同シリーズでお馴染みの”魔神剣”を実際に体験できるコーナーも実装されており、お気に入りのアバターで魔神剣が体験できるチャンスに多くの来場者が訪れています。
株式会社ホビージャパン
このブースでは、同社がお勧めするボードゲームの紹介がされたほか、VR版では簡単なボードゲームを実際に楽しめるコーナーも実装されました。
ここでは、友達と一緒にVR上でボードゲームを楽しむ来場者の姿も多く見られています。
GALAKURO GAMING
同社ブースでは、販売製品の3Dモデルを手にとって確認できるブースに加えて、クリエイター支援コラボとして、プロゲーミングストリーマー集団「父の背中」のけんき氏が制作中のPCゲームを紹介したほか、
・べすとまん氏
・じゅん氏
のスマホ向けゲーム紹介も行われました。
まとめ
今年のGW中に開催された「GameVketZERO」では、世界中から延べ約20万人が来場しました。
このイベントはVR空間上で行われるインディーズゲームの展示会で、初開催となる今回は、96のインディーズゲームディベロッパー・サークルと、30もの企業・団体が参加しています。
次のHIKKY社主催のVRイベントは今夏開催の「バーチャルマーケット6」ですが、こちらもどんな展開になるか注目が集まりそうです。
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