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VR研究者とユーザーで考える学術イベントが2/13と21にVRChatで開催!


2021年2月13日(土)と21日(日)に、VRChat内のVR空間上で学術イベント「Close Encounters of the Third Kind(第三種接近遭遇)」が開催されます。

本イベントではVR専門の研究者とユーザーが集まり、”XRの未来”についての議論が行われます。



XRの未来を考える学術イベントがVR空間で開催

「Close Encounters of the Third Kind(第三種接近遭遇)」は、第三種接近遭遇運営委員会が主催するシンポジウムで、ソーシャルVRプラットフォームの「VRChat」内で2021年2月13日(土)と21日(日)に開催されます。

知識・技術・文化を共有して発展させることを目的にしており、当日はXRに関する研究者とVRユーザーが集まって自身の研究や体験を元に、発表やディスカッションが行われていきます。

近年はVR機器の低価格化とソーシャルVRプラットフォームの普及により、XR技術の民生化が進んでいる現状にあります。

具体的には、ユーザー間で新たなイベントを作り出したり、表現の場として自身が制作したコンテンツが共有できたりするなど、新たに誕生する技術や文化的な発展が目覚ましく進化していっています。

一方でXR技術は以前から学術的な研究が進められてきましたが、学術団体とVRユーザーの双方が独自に進化させた結果、両者の間には知識や技術・文化的に大きなギャップが生じています。

この学術イベントは、双方がそれぞれ持っていない利点を共有することで、さらなるXR技術の発展を目的として開催されるもので、研究者とソーシャルVRユーザーのそれぞれの立場からゲストが招かれ、プレゼンテーションとパネルディスカッションが実施されます。

またイベント名の「Close Encounters of the Third Kind」は、宇宙人との接触を意味する”第三種接近遭遇”を意味しており、双方が未知の分野を生きる人々に触れることを込めて名づけられています。

初回のテーマは「アバターと身体、心理」

初回である今回は、「アバターと身体、心理」をテーマに開催されます。

VR心理学では、アバターを自己の身体として認知してその見た目に応じた心理的な効果を得ることが報告されており、ソーシャルVRでは複数あるいは特定のアバターを長時間身に纏う環境にあることで、アバターに関する研究と同様の効果が期待されています。

このイベントは三部に分かれており、XR技術・研究に興味のある人だけでなく「XRに未来」を感じたい人であれば、誰でも無料で参加することができます。

各部のスケジュールは以下のようになっており、それぞれの様子はYoutubeでLIVE配信されます。

<第一部 2021年2月13日(土)13:50開場 14:00開演>

10名のVRユーザーによるアバター体験のプレゼンテーション

YouTube「Holographicチャンネル」第一部

<第二部 2021年2月13日(土)16:50開場 17:00開演>

VR・心理学・社会学等を専門とするアカデミックとVRユーザーのパネルディスカッション

YouTube「Holographicチャンネル」第二部

<第三部 2021年2月21日(日)13:50開場 14:00開演>

VR・心理学・社会学等を専門とするアカデミックとVRユーザーのパネルディスカッション

参加は事前申し込み不要で、当日に会場へ直接アクセスすることで参加できます。

会場へは「VRChat」をインストールした状態で、ブラウザから特設サイトにアクセスし、その状態で「INVITE ME」のボタンを押すことで入場できます。

YouTube「Holographicチャンネル」第三部

特設サイト



登壇VRユーザーも募集中

2月13日に開催される第一部のパネリストとして参加するソーシャルVRユーザーの参加募集が、12日(金)まで受け付けられています。

アバターにまつわる不思議な体験をしたことがあるというユーザーを募っており、具体的には以下のような、今回のテーマである「アバターと身体、心理」についての体験談がある人を募集しています。

イメージ

申し込みはVRコミュニケーションでの体験談を記載した上で、参加希望の旨をメール(event@re-invention.jp)へ送信することでできます。

なお、定員が埋まり次第募集終了になります。

<テーマに沿った体験談例>

・女の子型アバターを使うようになったら、態度や振る舞いが変化した

・人体にはない箇所(耳、しっぽなど)に感覚を感じるようになった

・他人が自分と同じアバターを着ていると、アイデンティティが侵害されているような感覚があった

研究者10名とVRユーザー10名が登壇

本イベントでは、VR・心理学・社会学などを専門とする10名の研究者とVRユーザー10名が登壇します。

司会は、YouTubeでアバター考察番組を配信するVTuberユニット「Holographic」が担当します。

<2月13日登壇研究者>

・廣瀬通孝(東京大学 先端科学技術研究センター サービスVRプロジェクトリーダ)

・河合隆史(早稲田大学 基幹理工学部 表現工学科 教授)

・稲見昌彦(東京大学 先端科学技術研究センター 教授)

・山口真美(中央大学 文学部 教授)

・関根麻里恵(学習院大学 人文科学研究科身体表象文化学専攻 助教)

<2月21日登壇研究者>

・鈴木宏昭(青山学院大学 教育人間科学部教育学科 教授)

・鳴海拓志(東京大学大学院 情報理工学系研究科 准教授)

・田中彰吾(東海大学 現代教養センター 教授)

・小鷹研理(名古屋市立大学 芸術工学研究科 情報環境デザイン領域 准教授)

まとめ

XRの未来を考える学術イベント「Close Encounters of the Third Kind(第三種接近遭遇)」が、今月13日と21日にVRChat上で行われます。

初回となる今回は「アバターと身体、心理」がテーマになっており、専門の研究者とVRユーザーが登壇してディスカッションなどを実施します。

自身とは異なるアバターを操作することで、違う自分になったような気がするという経験をゲームなどでしたという人も多いと思いますが、VRとなると自身がアバター目線で体験するということになるので、心理的にも大きな変化がもたらされるのではないでしょうか。

そんな不思議な体験に興味ある人は、ぜひ参加してみてください。

ソース:プレスリリース[@Press]








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