ARゲーム開発を手掛けるGraffity株式会社は2020年12月18日(金)、スマホ向けのARシューティングゲーム「Leap Trigger」のリリースを目標に、米国の”Kickstarter”でクラウドファンディングを開始することを発表しました。
このゲームは、フィールド上で動きながらリアルに汗をかく体験と、スマホ画面上でのAR体験を融合させた新しいARシューティングゲームになります。
「Leap Trigger」とは
「Leap Trigger」は、Graffity社が開発を進めている新作のARシューティングゲームで、スマホ向けにリリースが予定されています。
プレイヤーは自分自身がチャンピオン(ヒーロー)となり、バディと呼ばれるモンスターと共に戦っていきます。
チャンピオンとバディはそれぞれ特殊なアビリティを持っており、ゲームでは1人のチャンピオンと3体のバディを組み合わせてのバトルが繰り広げられます。
本作はグローバルな展開が計画されており、リアルな対面での対戦だけでなくオンラインでの対戦も可能なため、世界中とプレイヤー達と一緒に場所や時を選ばずプレイすることができます。
また同社によると、本作の実証実験では約200名のプレイヤーが体験しており、2018年にリリースされたARバトル「ペチャバト」よりも高いリテンションレートが得られているということです。
まず米国でのリリースへ
Graffity社が開発するARバトルは、「First Person Shooting(FPS)」というジャンルに分類されており、スマホ上で楽しむことが想定されています。
FPSのジャンル別売上は全世界のうち米国が約20%を占めており、モバイルゲーム市場においても米国はマーケットシェアで1位であるという調査結果が出ています。
このことから米国ではARバトルを受け入れやすい市場が形成されていることが分かっており、また2020年7月に米国にて実施された実証実験では、
「対面で話しながら遊ぶことが新しい」
「友達を誘って毎日楽しむことができる」
という声が寄せられています。
こういった”ARバトルの需要がある”という背景から今回の米国市場でのリリースが決定され、グローバル展開を見据えたARバトルの開発が行われています。
資金調達とクラファンの開始
今回の「Leap Trigger」のリリースにあたって、米国の「Kickstarter」にてクラウドファンディングが開始されています。
Graffity社は2020年9月にも、株式会社ディープコアとEast Venturesを引受先とした新株予約権付社債により6,000万円の資金調達を実施しており、この調達資金とクラウドファンディングでの資金を合わせて、米国リリースにかかる開発とチームへの投資が実施予定になっています。
募集金額は500円から10段階より選択できるようになっており、リワードについては
「アイテムパック」
「メダルパック」
「スキンパック」
などから選択できるようになっています。
まとめ
新しいARバトルゲーム「Leap Trigger」の米国でのリリースが決定され、Kickstarterでのクラウドファンディングが開始されています。
このゲームはARシューティングゲームで、プレイヤーはパートナーとなるキャラクターと共にシューティングバトルを繰り広げます。
対面で他プレイヤーとの対戦はもちろん、オンラインで世界中とのプレイヤーとの対戦も可能です。
まず米国でのリリース、そしてグローバル展開が計画されている本作ですが、日本でもプレイできるようになるのが楽しみですね。
外に出て体を動かしたいゲーマーにとっても、垂涎ものの作品になるでしょう。
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