<以下、各企業から発表文の内容をそのまま掲載しています>
インテリア業界向けITサービスを提供する株式会社リビングスタイルは、レノボ・ジャパン株式会社との連携により、同社のAR(拡張現実)スマートフォン向けアプリケーションをいち早くGoogle社の空間認識技術「Tangoテクノロジー」に対応したことを発表します。Tangoテクノロジーに対応した最初のアプリケーションは株式会社大塚家具に提供され、世界で初めてTangoテクノロジーに対応したレノボ社のファブレット「PHAB2 Pro」とともに、外商業務で活用されます。最新の空間認識技術に対応することで、ARマーカー不要で正確なスケール把握や壁・天井の認識を実現、より精緻なインテリア提案を可能にします。本アプリケーションは10月4日(火)より幕張で開催されるアジア最大級の映像・情報・通信の国際展示会「CEATEC 2016」レノボブースでひと足早く体験いただけます。
インテリア業界向けITサービスを提供する株式会社リビングスタイル(本社:東京都新宿区、代表取締役:井上俊宏)は、レノボ・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:留目真伸)との連携により、同社のAR(拡張現実)スマートフォン向けアプリケーションをいち早くGoogle社の空間認識技術「Tangoテクノロジー」に対応したことを発表します。Tangoテクノロジーに対応した最初のアプリケーションは株式会社大塚家具(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大塚久美子)に提供され、世界で初めて(注) Tangoテクノロジーに対応したレノボ社のファブレット「PHAB2 Pro」とともに、外商業務で活用されます。
限られたスペースの効率的な活用が求められる日本の住空間では、そこで利用されるインテリアについても、そのサイズや配置は非常に重要です。これまでもスマートフォンとAR(拡張現実)技術を利用したインテリアの配置シミュレーションアプリは多く存在していましたが、従来の技術では実世界の正確な距離や寸法の計算、場所の特定を行うには「ARマーカー」と呼ばれる目印が必要でした。またカメラを通して映し出される画像には、奥行きや壁、天井など空間に関する情報は含まれておらず、「壁に沿ってサイドボードやベッドを配置したい」と言った希望をARアプリケーション上で実現するのは非常に困難でした。
今回レノボ・ジャパンが発表した「PHAB2 Pro(ファブツープロ)」は、世界で初めてGoogleが開発した空間認識技術、「Tangoテクノロジー」を搭載したファブレット(PhoneとTabletの中間に位置する大型のスマートフォン)です。当社はレノボ・ジャパンとの緊密な連携により、いち早くTangoテクノロジーに対応、複数のカメラやセンサー、そしてソフトウェアによってもたらされる空間情報を活用して、従来技術では不可能だった家具の仮想配置を可能にしました。Tangoテクノロジーに対応した当社のアプリケーションを利用すれば、ARマーカーを用いることなく、実際の大きさで壁際にベッドやソファを配置して動線の確保状況を確認したり、天井から照明器具をつり下げたりと、より現実的なシナリオに即した「インテリアの試着」が実現可能で、バーチャルとリアルのギャップを大幅に縮小します。
リビングスタイルのTangoテクノロジー対応ARアプリケーションは、まずその第一弾が、「IDC AR with Tangoテクノロジー」として大塚家具の外商部門に提供されます。大塚家具外商部門のスタッフは、家具が使用される顧客のオフィスや自宅に出向き、煩わしいARマーカーを利用することなく、実際の家具と同じように3Dデータを配置することが可能になります。様々な家具を配置した空間のイメージや、ベッドを壁際いっぱいに配置した際の動線確保の状況など、即座にインテリア配置後の3Dイメージを顧客に提示することが可能になり、より一層の顧客サービスと業務効率の向上が期待されます。
なお、アプリケーションの提供はPHAB2 Proの出荷に合わせて順次開始されますが、明日10月4日(火)より幕張で開催されるアジア最大級の映像・情報・通信の国際展示会「CEATEC 2016」レノボブースでひと足早く体験いただくことが可能です。是非CEATEC 2016 レノボブースで最新の3D技術をお楽しみください。
(注) Tangoテクノロジーを搭載した市販商品として世界初。
レノボ PHAB2 Proについて
http://shopap.lenovo.com/jp/smartphones/phab-series/phab2-pro/
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