株式会社ジェイテクトは、10月27日より東京ビッグサイトで開催される、第45回東京モーターショー2017の目玉コンテンツの1つとして、JTEKT 360 VIRTUAL REALITY 「JGOGGLE2」を出展すると発表した。
360度の実車走行VR映像で自動運転対応技術が、東京モーターショー2017のジェイテクトブースで体感できるということだ。
TMS2017でJTEKT 360 Virtual Reality JGOGGLE2を出展
普段一般の人が足を踏み入れることができない、ジェイテクト社テストコース「ジェイテクト伊賀試験場」を舞台に、同社が開発を進める自動運転対応技術の実車走行映像を、360度映像にてブース来場者が体験できるということだ。
「ジェイテクト伊賀試験場」を360度映像で楽しんでもらうと共に、電動パワーステアリングのパイオニアである、ジェイテクトが考えるドライバーとシステムの意思伝達と協調性をより高める先行技術を見ることができる。
また子どもにも楽しんでもらえるVRコンテンツ「JGOGGLE for Kids」も用意されているとのことだ。
JGOGGLE 2で紹介する自動運転対応技術
高精度舵角制御
統合制御システムからの操舵意思発生時に、路面状況や車両姿勢などに応じて適切に車両を操舵する高精度制御技術
ハンズオンディティクション
EPSのトルクセンサーによりドライバーがハンドルを掴んでいるか離しているかを検知するセンサー技術
操舵権限移譲技術
センサーを通じてドライバーの運転意志を検知し、自動走行から手動走行へシームレスに移行するシステム
自動運転VR体験イメージ
参照元:ニュースリリース
株式会社 ジェイテクトとは?
株式会社ジェイテクトは、トヨタグループ主要13社に属する大手機械・自動車部品製造会社。
会社概要
商号(社名):株式会社ジェイテクト JTEKT CORPORATION
本店所在地:大阪市中央区南船場3丁目5番8号
【本社所在地】
名古屋本社:名古屋市中村区名駅4丁目7番1号
大阪本社:大阪市中央区南船場3丁目5番8号
事業内容:ステアリングシステム、軸受、駆動部品、工作機械、電子制御機器などの製造・販売
資本金:45,591 百万円 (平成29年3月現在)
(株式会社 ジェイテクト公式サイトより:https://www.jtekt.co.jp/company/profile.html)
東京モーターショーとは?
東京モーターショーは、自動車に関する最新の技術やデザインについての情報を紹介する見本市。
主催は日本自動車工業会で、略称はTMSまたは東モ。
国内外の主要メーカーが参加する国際モーターショーで、ドイツのフランクフルトモーターショー、フランスのパリサロンモーターショー、スイスのジュネーヴ・モーターショー、アメリカの北米国際オートショーと並ぶ世界5大モーターショーの一つ。
第45回東京モーターショー2017は2017年10月27日(金)~11月5日(日)まで行われる。
公式サイト:http://www.tokyo-motorshow.com/
東京ビッグサイトとは?
東京ビッグサイト(東京国際展示場)は、展示ホール、国際会議場、レセプションホールなどを備える日本最大のコンベンション施設である。
運営は株式会社東京ビッグサイト。
【会社概要】
会社名:株式会社東京ビッグサイト
所在地:東京都江東区有明 3-11-1
設立:昭和33年4月1日
資本金:55億71百万円
公式サイト:http://www.bigsight.jp/
(東京ビッグサイト公式サイトより:http://www.bigsight.jp/company/about/overview/)
VRとは?
バーチャルリアリティの略。
現物・実物(オリジナル)ではないが機能としての本質は同じであるような環境を、ユーザの五感を含む感覚を刺激することにより理工学的に作り出す技術。
ゲームのみならず、不動産、WEBサービスなど様々な分野にて、シミュレーションや教育などに活用されている。
過去の自動車業界とVRの記事
自動車業界のVR活用例 アウディが「バーチャルショールーム」を展開
アウディがVRを用いた「バーチャルショールーム」を開発、提供を行なっていると報じた記事。これはバーチャル空間で自分の好みに合わせて車をカスタマイズできるシステムで、将来的にはアウディの店舗でも展開する予定とのことだ。
メルボルン博物館のバーチャル自動車学校が若者の交通事故に待ったをかける
若者の交通死亡事故が多いオーストラリアでは、2018年の完成を目指して政府がVRを使った自動車学校を設立すると報じた記事。
Jaguar、同社初の電気自動車をVRコンテンツを使って発表
Jaguarが、同社初の電気自動車の発表会にVRコンテンツを用い、アメリカとヨーロッパのリアルな会場をひとつにしたバーチャルなイベントには、前例のないほど多数のVIVEが使われたと報じた記事。
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