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【TGS2017】速報!360度回転するVRデバイス「GYRO VR」先行体験レビュー&インタビュー!



世界初公開された360度回転するVRデバイス「GYRO VR」。

さっそく、東京ゲームショウ2017で体験してきたのでレポートしたい。

また、株式会社スホの事業本部長、Youlim氏のインタビューも併せてお伝えする。


日本での「GYRO VR」は初公開だけあり、VR業界以外からも注目が集まっているとのことだ。


GYRO VR 動画


まずはこの動画を見て雰囲気を味わってほしい。



まるで遊園地のアトラクションのような大掛かりなシステムは迫力満点だ。

筆者は初日(ビジネスデイ)に体験したが、10:00直後にも関わらず行列になるほどの盛況だった。


戦闘機にのって巨大空母を撃墜するCG


大掛かりなその存在は「異形」そのもの。これが360度、縦横無尽、天地無用に回転するのだから迫力は抜群の一言である。



ヘッドセットを装着し、足を固定し、シートベルトで身体を固定すると動画がスタートする。

さながら遊園地の絶叫アトラクションのようだ。




大体動画は3分弱。

一度に体験できるのは2名なので、行列の回転は遅め。


ストーリーは戦闘機にのり、巨大空母に乗り込み、虫型侵略者の「卵」を破壊するといったもの。


「インディペンデンス・デイ」「地球防衛軍」を彷彿させる、スリリングなジェットコースタームービーである。


かなりのスピード感だが、没入感が高く、酔いも起こりづらい


予想外に、完全に視点と動作がシンクロしているからか、絶叫マシンのような恐怖感はなく、単純にスピード感やスリリングな攻防を楽しむことができた。


また、カクつきやトラッキングもなかったため、3DのVRコンテンツにありがちな「VR酔い」は起こらなかった。


ただ、CGはスマートフォンによるものであり、最新のVRゲームと比較すると若干の荒さが目立つとは感じた。


※あくまで筆者の感想。


株式会社スホ 営業部長 Youlim氏インタビュー


-GYRO VR、非常にエキサイトなVRアトラクションでした。早速ですが、本デバイスの特徴や見所を教えていただけないでしょうか。


Youlim(以下Y) 普通のVRデバイスは、一つのコンテンツにしか対応できないが、GYRO VRの場合は、レーシングやフライト等、コンテンツによって動作を変更可能な点です。


-今回は動画コンテンツだったが、今後ゲームなどにも対応する予定はあるのだろうか。


Y 今回用意しているのは映像のコンテンツだが、既にもうゲームへの開発がはじまっている。ゆくゆくは日本のコンソールにも対応していきたい。


-今はSAMSONのGEAR VRをデバイスに使っているが、今後Oculus LiftやHTC VIVEPSVR等に対応する予定はあるのでしょうか。


Y Oculusのサポートは既にはじまっているが、HTC VIVEにはシステムの問題があり、対応する予定は今のところはない。


-わかりました。本日はありがとうございました。


発言は女性の通訳によるものです。


VRデバイス「GYRO VR」概要


「GYRO VR」は、360度回転を含む自由な動きを実装可能なVRアトラクション。


見た目からして今までのVRデバイスとは一線を画す、全く新しいとフォルムとなっている。


体験者がアトラクションに乗り、仮想現実コンテンツを見ることで、 実際の走行やジャンプ等と同様に、重力と加速感を感じるように制作されている。

搭乗モジュールが装着されたロボット制御システムは VRコンテンツで提供される映像信号に基づいて、ロボットが正確に動作し 没入感を与えるよう設計されている、とのこと。


GYRO VRをTGS2017で体験しよう


東京ゲームショウは9月21日(木)~9月24日(日)幕張メッセにて開催され、「GYRO VR」はSANGWHAのブースにて体験が可能。


同ブースは開発会社のSANGWHAと株式会社スホが共同で運営している。


ブース場所:10 -W36


なお、体験は混雑が予想されるため、当日予約券を配布予定とのことだ。


株式会社スホ


http://www.suhojapan.com/


2010年設立

代表 田 昌錫


ゲーム業界のインフラを得意とし、ITシステムコンサルティングや、構築、運営、ハード・WAPPLEソフトウェア販売、IDCサービス、AWSサービス等幅広いサービスを提供。


インカ社の世界NO.1ゲームセキュリティー「nProtect」のサービスも務める。


東京ゲームショウとは


東京ゲームショウは毎年4日間行われる、世界最大のコンピュータエンターテインメントショウ。幕張メッセにて開催される。


最新の家庭用ゲーム機・ソフトから、携帯ゲーム機用ソフト、携帯電話コンテンツ、オンラインゲーム、ゲーム開発環境まで、ゲームの全てが一同に会するイベント。


業界関係者が集まるビジネスデイと一般の人に公開される一般公開に分けられており、2017年はビジネスデイが9月21日(木)~22日(金)の10:00~17:00、一般公開が9月23日(土)~24日(日)の10:00~17:00に行われる。


公式サイト:http://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2017/


幕張メッセとは


幕張メッセは、千葉市美浜区に所在する、東京国際展示場(東京ビッグサイト、東西合計)に次いで国内2番目の規模を誇る会議・展示施設。


開業は1989年(平成元年)10月9日で、株式会社幕張メッセが運営している。

幕張メッセではゲームイベントや展示会など様々なイベントが開かれている。

アクセスは海浜幕張駅から徒歩約5分、幕張本郷駅から「幕張メッセ中央」行きバスで、約17分。


公式サイト:https://www.m-messe.co.jp/


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