TOKYO, Feb 9, 2023 - (JCN Newswire) - 三菱電機株式会社は、北海道電力ネットワーク株式会社(本社:北海道札幌市、以下同社)から、統合型系統安定化システム(IRAS:Integrated Remedial Action Scheme)を受注しましたのでお知らせします。
「平成30年北海道胆振東部地震」では、複数の電力系統事故が時間差で発生したことなどで、北海道全域で大規模停電(ブラックアウト)が発生しました。これを受けて、北海道地域の送配電事業などを担う同社では地域の電力系統のレジリエンス強化を推進しています。
IRASは、電力系統の事故を瞬時に検知し、必要に応じ高速で制御を実施することで大規模停電(ブラックアウト)を防止するシステムです。高い信頼性と拡張性を実現するため、同社に対し中央演算装置の複数拠点化、リング通信、リアルタイム演算制御技術などを適用したシステムを提案した結果、この度の受注に至りました。システムの運用開始は2024年3月を予定しています。
世界的にカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが加速する中、気象条件などの影響を受けやすい再生可能エネルギーの拡大などに伴い、世界各地で電力系統システムの複雑化と高度化が進んでいます。当社は今後も、国内外のさまざまな地域で電力系統の安定化を支援し、多くの人々が安心して電気を使える安心で安全な社会の実現に貢献していきます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2023/0209.html
概要:三菱電機株式会社
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