TOKYO, Dec 8, 2022 - (JCN Newswire) - ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:清水 照士、以下SSS)と日本電気株式会社(代表取締役 執行役員社長 兼 CEO:森田 隆之、以下NEC)は、倉庫における荷物の入出荷などオペレーションの効率化をめざし、AIカメラなどのエッジデバイスを活用した物流業界向けエッジAIセンシングソリューションの実証実験を2022年12月から開始しました。
本実証実験は、日通NECロジスティクス株式会社(代表取締役執行役員社長 藁谷 真司、以下 日通NECロジスティクス)の協力のもと、本ソリューションによる倉庫の生産性向上効果を実証する目的で、日通NECロジスティクス成田倉庫において2023年3月まで実施します。
両社は、倉庫の空き棚スペースをエッジAIにより可視化し、荷物の入出荷に関するデータを掛け合わせることで、作業時間の短縮に繋がる最適な入庫スペースを作業員にリコメンドするソリューションを開発しています。本ソリューションは、AIカメラを活用したソリューション構築を支援するSSSのエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS™」※1と、NECの空き棚スペースを可視化するアプリケーションを組み合わせることで、システム開発の効率化とAI再学習を実現し、倉庫環境に合わせて検知精度を持続できるサービス運用をめざします。
商取引の急速なEC化に伴って荷物の取扱量が爆発的に増加する中、物流業界における人手・処理能力の不足が重大な社会課題となっています。両社は、本実証実験で得られる知見をもとに物流業界への本格導入に向けて検討し、物流DX(デジタルトランスフォーメーション)の促進による人手不足の課題解決に取り組んでまいります。
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 システムソリューション事業部 事業部長 柳沢 英太のコメント
弊社は、イメージセンサーを軸とした革新的なエッジAI技術を用いて、さまざまな産業に対する新たな価値提供や課題解決に貢献することをめざしています。今回、NECが物流業界で長年培ってきたシステム開発・導入のノウハウと連携し、物流オペレーションの効率化に貢献するソリューションを開発できることを、大変喜ばしく思います。
日本電気株式会社 第一製造ソリューション統括部 統括部長 菅野 清一のコメント
NECは、さまざまなソリューションを通して、企業のものづくり・サプライチェーンに対する課題解決の取り組みをしております。今回のSSSとの実証実験により、更に革新的なソリューション開発をしていきたいと考えます。両社の技術によりスマートファクトリーやスマートロジスティクスの領域で大きな価値を提供し、課題解決に貢献していくことをめざします。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202212/20221208_01.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
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