出資者の構成は会社設立時と変わらず、NEC、NECキャピタルソリューション株式会社、株式会社ファストトラックイニシアティブ、SMBCベンチャーキャピタル株式会社です。
近年、がん免疫治療、とりわけ抗PD-(L)1阻害薬等の免疫チェックポイント阻害剤(ICI)の実用化・適用拡大が進んでいますが、ICI単独で治療効果が得られる患者は多くの癌種で3割以下と限られており、併用による治療効果の上乗せの研究が活発に進められています。がんワクチンは、ICI単独では効果が期待できないいわゆる「Coldな腫瘍をHotにする」併用薬として期待されております。
サイトリミックのがんペプチドワクチンCYT001は、NECのAI技術を用いて発見された反応性の高い共通がん抗原ペプチドと、独自の組合せアジュバント(Poly ICLC(Hiltonol)、LAG-3Ig(Eftilagimod alpha又はIMP321)の組合せによって「Coldな腫瘍をHotにする」高い効果を目指したものであり、第I相臨床試験に続き、抗PD-(L)1阻害薬との併用試験により、その効果について臨床でPOCを確立することを目指しております。今回の資金調達により引き続きCYT001の実用化に向けて研究開発を精力的に進めて参ります。
<本発表の参考URL>
サイトリミック社プレスリリース
CYT001臨床開発のための13億円の資金調達完了
https://www.cytlimic.com/news/20190809_02.html
CYT001臨床試験(第I相医師主導治験)の開始ついて
https://www.cytlimic.com/news/20190809_01.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
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