Safariの仕様が変更に
Safariの便利な検索機能「履歴」ですが、なんとiOS9から仕様が変更になり、削除すると面倒なことになる可能性があるということなんです。
一体どういうことなんでしょうか??
履歴機能
履歴機能は、ブックマークを開くとすぐに見ることができます。
履歴をタップすると、一気に閲覧できます。
このようにSafariで閲覧した履歴が大量に出てくるわけですが、もちろんいらないものは消去できます。
膨大な履歴を一括で消去することもできます。
面倒な時は一括で全部消しちゃいましょう‼と、言いたいところですが、
…ここに注意しなければいけない点があります。
よく見てください。
「CookieとWebサイトのデータをこのiPhoneから消去します」という文言です。
どういうこと??
Cookieとは、
Webサイトがデバイス上に保存するデータのことで、Cookieを利用すればWebサイト側で同じユーザーが訪問したことを見分けられ、ユーザが入力した情報に基づいて、Webページをカスタマイズできるようになります。ページによっては、Cookieを受け入れないと機能しないことも。
よって、消去すると、
・以前ログインしていたサイト、ページの再ログインが必要になる可能性
・再ログインなどの際、データの読み込みで余計な通信量がかかる可能性
ということになります。
対策
iCloudキーチェーンを使ってSafariでパスワードを保存する方法です。
残念ながらそれ以外での方法は特にありませんので、個別に消去するか、履歴に残したくない場合はプライベートモードで利用しましょう。
全消去の恐怖
以前から使っていたサイトにログインできなくなって、パスもわからない。
そんな面倒なことにならないように、履歴消去には気を付けてくださいね‼