家電量販店を展開するノジマは、スマートフォン用アプリを使った顧客向けの新サービスを提供開始しました。店内のどこにいるのかが分かるマップ機能と、自宅で使用する家電情報を登録する機能を、アプリを通じて3月22日より提供しました。ノジマのDX推進を支援する日立製作所が2024年3月22日、発表しました。
ノジマは日立製作所とGlobalLogic Japanと共創し、「DXプロジェクト」を推進しています。今回提供開始する新サービスは、同プロジェクトの第2弾となるもの。第1弾では2023年12月より、ノジマのスマートフォン用アプリ「ノジマモバイルアプリ」を使った2つのサービスを提供しています。1つは、商品売り場の各商品に配置したQRコードをスキャンするだけで注文を完了できる機能。もう1つは、店内の販売スタッフをボタン1つで呼び出せる機能。これら機能を使ったサービスを、ノジマ全店舗で展開しています。
今回、新たなサービスを第2弾として提供開始します。
1つは、来店者が店内のどこにいるのかを確認できる店内マップ機能です。マップ画面上に来店者自身の現在地をリアルタイムで表示します。さらに、来店者の向きも確認することが可能です。これにより、現在地と商品エリアとの位置関係を容易に把握できるようにします。「店内のどこにどんな商品が置いてあるのか分かりづらい」「商品を探すのが大変」などといった来店者の声に応えるようにしました。
なお店内マップ機能は、3月22日時点では「ノジマ新宿タカシマヤタイムズスクエア店」と「イオンモール幕張新都心店」のみで提供しています。2024年夏以降、他店舗でも順次提供開始する予定です。
もう1つは、顧客が利用する家電情報を登録する機能です。「ノジマモバイルアプリ」に使用中の家電を登録し、次回の買い替えるときの参考データとして参照できるようにします。なお、ノジマで購入した家電の情報は自動で登録されます。今後は、登録した家電に合わせたクーポンを配信する予定です。
ノジマは引き続き、「DXプロジェクト」を推進していきます。リアル店舗ならではの、買い物の楽しさや喜び、ワクワク感を感じられるようにする「感動接客」をさらに進化させていく考えです。
関連リンク
株式会社日立製作所
ノジマ「DXプロジェクト」第1弾サービスに関するプレスリリース
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