スマートフォンは日常生活の必需品となっています。Rita株式会社による調査結果から、年代や職業別に新しいアプリのダウンロード傾向を明らかにしました。アプリ利用の未来にどう影響するのか、興味深いデータを見ていきます。
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調査によれば、新しいアプリをダウンロードしたと回答した人は46.8%でした。このうち「1個」と回答した割合は16.0%で、次に多いのが「3個」の10.2%、「2個」の8.4%でした。全体としてアプリ利用が進んでいることが伺えますが、一方でダウンロードしない層が半数以上いることも注視すべきです。男女別で見ると、男性が新しいアプリをダウンロードした割合は約12%高い結果となりました。「3個」と回答したのは男性が13.2%で女性は7.2%でした。この傾向は、男性が新しいアプリを試すことにより積極的である一方、女性は慣れ親しんだアプリを使い続ける傾向があることを示しています。
年代別に分析すると、20代では約70%が新しいアプリをダウンロードしたと回答しています。対照的に50代・60代ではその割合が50%未満となっており、デジタルネイティブ世代である20代が圧倒的にアプリを活用していることがわかります。高齢者層においては、スマートフォンの基本機能に留まる傾向が強いことも見逃せません。また、職業別の調査結果も興味深いものでした。専業主夫・主婦の方は新しいアプリをダウンロードした割合が40%に留まりましたが、会社員や学生は50%を超えており、特に仕事や勉強に役立つアプリを積極的に利用している様子が伺えます。
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今回の調査結果をもとに、日本におけるアプリの利用状況における性別、年代、職業の違いを明確に把握することができました。特にデジタル社会においては、アプリを使いこなす力が今後ますます重要になると思われます。これらの傾向を念頭に置き、アプリ市場の動向を注視し続ける必要があるでしょう。詳しくは「Rita株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部齋藤