自治体DXの頂点を極めた都城市が、7月16日の日本DX大賞「庁内DX部門」で大賞を3年連続受賞し、初の“殿堂入り”に!デジタル偏重を排し、職員主体の改革で生まれた劇的な業務効率化の全貌をレポートします。
“デジタル頼みすぎない”庁内DXの革新
都城市消防本部をはじめ各部署が一丸となり、「デジタルに頼り過ぎないDX」を掲げた庁内業務改革を推進。アナログプロセスの見直しから始め、現場の声を徹底的に吸い上げるフロントヤード改革を実施しました。
- 現場主導の業務棚卸し
職員自らが紙書類の電子化ルールを再定義し、無駄な手順を削減。部署間の情報連携フローを簡素化することで、手続き時間を平均30%以上短縮しました。 - 全国事例の横展開
他自治体のベストプラクティスを積極的に取り入れ、庁内横断ワーキンググループで標準化。1か月で導入した改善策は30件を超え、成功事例として全国に公開しています。 - “殿堂入り”の評価ポイント
審査員からは「デジタルに偏らず、現場のアナログ改革を土台にDXを推進している点」「全国の先進事例も柔軟に取り入れる姿勢」が高く評価され、3年連続の大賞受賞と殿堂入りが決定しました。
今回の受賞を機に、都城市はさらなる全国展開を視野に、他自治体との連携強化や市民サービスへのDX応用を加速。真の「人に寄り添うDX」が、地方自治体の新しい標準となるでしょう。
詳しくは「都城市」まで。
レポート/DXマガジン編集部 海道