Z世代の不動産投資意識が急変しています！78.0％がローン活用に前向きであり、その割合はバブル世代の約7.6倍。果たして、彼らの投資スタイルとはどのようなものでしょうか？
世代間の意識の変化が投資スタイルを生む
Propally株式会社が行った最新の調査によれば、Z世代（20～29歳）の不動産投資に対する態度は実に前向きです。この世代は78.0％が不動産投資ローンの活用に意欲を示しており、これはバブル世代のわずか約3.1％に比べて、なんと7.6倍にも達します。この差は、今後の不動産市場に大きな影響を与えることは間違いありません。
Z世代は投資をする際、少額から始めることを望んでいます。調査の結果、彼らの許容できる初期投資は「100万円未満」との回答が46.9％を占めました。つまり、比較的少額の自己資金でのスタートを狙っているのです。
異なる世代間で見られる現物不動産投資のメリットの意識も興味深い結果が出ています。特にバブル世代が「安定した家賃収入」を強く重視する中、Z世代は課題と感じる「初期投資額の高さ」が最も多い意見として挙がっており、資金面の不安が強調されています。
また、Z世代は「管理の手間が少ない物件」を重視する傾向にあり、これは新しい投資スタイルを象徴しています。月々の収益や換金性、つまり売却のしやすさにもこだわる姿勢が見られます。具体的には、物件選びのポイントとして「管理の手間の少なさ」が25.8%、次いで「月々の収益」が25.0%であり、不可欠な要素となっています。
今回の調査から、Z世代は従来の価値観とは異なる視点から不動産投資に取り組んでいることが分かります。少額から始めることや融資の積極的な活用、流動性重視する姿勢が顕著です。今後、この新世代のニーズに応えるサービスモデルの登場が期待されます。不動産市場での世代間のギャップを理解することで、より多様な投資環境が生まれることでしょう。
詳しくは「Propally株式会社」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部
