starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

その日報、誰のためにある? テレワーク時代に蔓延する「報告疲れ」とは


コロナ禍以降、私たちの働き方は大きく変わりました。テレワークやフレックス、ハイブリッドワークが普及し、企業は効率的な業務運営を模索しています。その中で、多くの会社が直面している課題の一つが「どうやって業務実態を把握するか」です。このような状況で、日報という存在が再評価されていますが、実際には“報告疲れ”引き起こす要因ともなります。

テレワークによって上司と部下が直接顔を合わせる機会が減り、「日報」が唯一の進捗共有ツールとして機能している企業も少なくありません。しかし、現場からは次のような声が聞こえてきます。

–書くことに意味を見いだせない
–伝えたいことが伝わらない
–何にどう活かされているのかが見えない

これにより、日報は「ただ提出するだけのもの」と化しているケースが増えてきています。

日報そのものを見直す前に必要なのは、「何のために書くのか?」という原点の問い直しです。業務が分断され、進捗が見えにくくなった今こそ、情報共有の仕組みを再構築するチャンスです。日報課題の根本的な解決には「業務棚卸」を通じた全体把握が不可欠です。業務棚卸では、営業活動だけでなく、会議や資料作成、事務処理、移動など、日報では見えにくい業務をすべて洗い出します。

これにより、次のような課題が浮かび上がります。

–どの業務が属人的か
–どこにムダが多いか
–誰に業務が偏っているか

こうした情報は、本当に意味のある日報設計やKPI設定に繋がるでしょう。

過去に行った「営業日報の運用実態」に関する調査でも、多くの企業が「提出が目的化している」といった課題を抱えていることが明らかになっています。テレワークの浸透に伴い、報告の意味がますます問われるようになっています。日報はもはや形式的な報告ではなく、業務改善に向けた重要なツールとして再評価される必要があります。特に、テレワーク時代におけるマネジメントでは、目に見えない働きを可視化することが求められています。テレワークの進展に伴い、日報はその役割大きく変えつつあります。企業が報告体制を見直し、業務を効果的に可視化する支援を行うことが重要です。

詳しくは「株式会社給与アップ研究所」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.