株式会社Liquidが開発した「LIQUID eKYC」は、オンラインでの身元確認を効率的かつ安全に行うためのサービスです。今般、NTTドコモの「ahamo」契約者を対象に、ICチップと顔認証を組み合わせた新しい方式が導入されます。この仕組みにより、従来の本人確認プロセスが大幅に簡素化され、利便性が向上します。
「LIQUID eKYC」は、携帯電話不正利用防止法に基づいて開発されており、ICチップと顔認証の組み合わせによって高精度な本人確認を実現しました。この新方式では、ICチップから生成されたデータをもとに、ユーザーが自撮りした顔画像との照合が行われます。これにより、偽造書類の使用やなりすましのリスクが大幅に軽減されます。
この新サービスでは、本人確認書類から氏名、住所、生年月日、性別などの基本情報をICチップから自動取得するため、ユーザーは手入力の負担から解放されます。これにより、ユーザーの利便性が大幅に向上し、オンライン契約がよりスムーズに行えるようになります。
従来の手動審査から自動化が進むことにより、審査工数が大幅に削減されます。目視確認が不要なため、画像不鮮明などの不備も解消され、迅速な本人確認が可能となります。このプロセスのオートメーションは、特に高い需要がある分野での効率性をもたらします。
「LIQUID eKYC」は、eKYC市場において6年連続でNo.1のシェアを誇っています。銀行口座開設やアカウント登録など、多岐にわたる業界での導入実績があり、累計本人確認件数は約1.3億件に達しています。これにより、デジタル社会におけるセキュティと利便性の両立を実現しています。
Liquidは、生体認証技術を活用し、世界中の人々が簡単・安全にサービスを利用できる社会を目指しています。金融取引や携帯電話契約、中古品買取における本人確認のオンライン化を推進し、業界を横断する不正検知の仕組みを提供しています。これによって、適切なセキュリティを維持しつつ、利用者の利便性を高めることを目指しています。
詳しくは「株式会社Liquid」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松