アガサ株式会社が、治験・臨床研究向けDXクラウドサービス『Agatha』に新機能を追加しました。この革新的なAI技術が、文書登録業務の負担を軽減し、治験環境を劇的に改善します。驚くべき効率化の可能性に、目が離せません。
AIが治験業務を変える新機能

この度、アガサが2025年7月1日に正式リリースを発表したのは、AIによる文書登録補助機能です。この機能により、医療機関や製薬企業が抱える文書管理の煩雑さを解消します。
『Agatha』は国内の約60%の医療機関に導入されており、治験のデジタル化に欠かせない存在となっています。AIエージェントは、ユーザーがアップロードした文書を自動的に判別し、所定のフォルダに振り分けるなどの処理を行います。これにより、手作業によるエラーや時間の無駄を大幅に削減できます。
特に製薬企業からは、「各医療機関で異なるファイル名ルールに悩まされていた」という声が多く寄せられていましたが、今回の機能導入により、その負荷を軽減できる見込みです。
さらに、実証実験では業務工数の平均削減を55%、最大で80%に達し、AIによる自動判別精度も95.5%から100%に向上しています。利用者からは、「操作が非常にわかりやすい」との高評価が寄せられ、今後の導入が期待されています。
アガサは今後もAIを駆使し、治験業務のさらなる効率化を図る考えです。具体的には、文書作成や翻訳支援など、多岐にわたる機能の追加が計画されています。この革新がもたらす未来の医療環境に期待が寄せられています。
詳しくは「アガサ株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン部