最近、バリューデザインが、タイの人気日本食レストラン「Daisen」にモバイルCRMサービスとポイントシステムを提供したことが発表されました。この取り組みは、顧客管理や再来店促進を目指すものであり、デジタル化の進展する現代において重要なステップとなります。バリューデザインは、小売や飲食業におけるキャッシュレスサービスを中心に展開しており、12万店舗以上で独自の電子マネー「Value Card」を発行できるサービスを提供しています。これにより、顧客層の拡大やブランドの認知度向上を図っています。特にタイ市場においては、「LINE」アプリを活用したCRM機能を持つLINEミニアプリにより、顧客情報の登録、管理、分析を行い、それに基づくマーケティング施策を実施しています。「Daisen」は、寿司や刺身、焼き物などの日本料理を提供するレストランとして、タイに2店舗を展開しています。日本から受け継がれた本格的なレシピに基づき、幅広いメニューを取り揃えています。また、このレストランでは熟練のシェフが特別なテイスティングメニューを用意する「おまかせ」サービスもあり、他にはない体験を提供しています。

2025年3月より「Daisen」は、バリューデザインのモバイルCRMサービスとポイントシステムを導入しました。このシステムでは、会員登録を行った顧客に対して、100バーツの利用ごとに1%のポイントが付与され、貯まったポイント数に応じて3つの会員ランク(レッド、ブラック、プラチナ)が設定。ランクに応じた特典は今後発表される予定です。バリューデザインのモバイルCRM導入は、デジタルツールを活用した新たな顧客体験の提供を意味しています。これにより、顧客とのエンゲージメントをさらに深め、デジタル社会における競争力を強化していくことでしょう。飲食業界でのデジタル化は今後も続き、バリューデザインの取り組みはその一翼を担うものとなります。
詳しくは「ペイクラウドホールディングス株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松