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【衝撃】夏のボーナスで「6割」が転職を決意!?あなたの給料は「理想」と「現実」でいくら違う?


株式会社マイナビの調査によると、正社員の58.3%が夏のボーナス後に転職を考えており、特に20代では66.4%が計画していることが明らかになりました。高額な賞与は転職を思いとどまらせる可能性がありますが、それでも多くの若年層が賞与額に不満を抱えている状況です。過去の賞与額は平均59.6万円でしたが、理想の額は98.2万円であり、38.6万円のギャップがあります。この傾向は企業にとって夏のボーナス時期が人材流出の危険性を示しており、賞与の透明な評価制度やインセンティブ設計の改良が求められています。

夏のボーナス、楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?しかし、そのボーナスが、実は多くのビジネスパーソンにとって「転職」を決意する引き金になっているとしたら?驚きの調査結果から、あなたの給料と理想のギャップ、そして企業が直面する人材流出の危機が見えてきます。

20代の「66.4%」がボーナス後に転職を計画する理由

株式会社マイナビが2025年6月5日に発表した「2025年夏ボーナスと転職に関する調査」によると、転職を検討している正社員の約6割、具体的には58.3%が「今年の夏の賞与支給後に転職する予定」と回答しています。この傾向は特に若年層で顕著で、20代ではなんと66.4%がボーナス後の転職を計画しているという驚きの結果が出ています。

さらに、この調査では、2人に1人、つまり51.5%の人が「賞与が高額だった場合、転職を思いとどまる可能性がある」と答えています。実際に、想定よりも賞与額が高かったことで転職を思いとどまった経験がある人は33.3%に上り、その際の賞与額は平均107.1万円でした。これは、賞与の金額が個人の転職意思決定に大きな影響を与えていることを示しています。

転職経験のある正社員の約7割、具体的には69.1%が「賞与が少ない」ことを理由に転職したと回答しています。特に20代では、賞与の少なさが「一番大きな転職理由だった」と答えた割合が46.0%と、他の年代と比べて高いことが明らかになりました。転職理由となった賞与の平均額は38.2万円でした。

前年の夏の賞与額は平均59.6万円でしたが、自分の仕事に見合うと思う理想の賞与額は平均98.2万円であり、そのギャップはなんと38.6万円にもなります。厚生労働省の発表によれば、2024年度の実質賃金は3年連続でマイナスとなっており、物価高騰に賃上げが追いついていない現状が、この賞与額への不満をさらに募らせていると考えられます。

転職先を選ぶ際に賞与金額を「重要な情報」と捉えている人は68.6%に上る一方で、約7割の人が「選考時に賞与について質問しづらい」と感じているというギャップも浮き彫りになりました。

この調査結果は、企業にとって夏の賞与支給が人材流出の「危険水域」であることを明確に示しています。優秀な人材の流出を防ぐためには、単に賞与額を上げるだけでなく、評価制度の透明化やインセンティブ設計の工夫といった「賞与DX」が不可欠です。また、採用活動において、賞与に関する情報をより丁寧に、そして透明性高く伝える姿勢が、今後の企業の人材戦略において極めて重要になるでしょう。

詳しくは「株式会社マイナビ」まで。
レポート/DXマガジン編集部海道

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