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高校生が進路先選びで重視するのは「学力」ではなかった!


株式会社マイナビの調査によると、高校生が進路選択で最も重視するのは「学べる内容」であることが明らかになりました。この項目は5年連続で最も重視されており、全体の44.9%を占めています。次に「取れる資格」や「学部名・学科名」が続きます。高校生の進路選択においては、学力との相性は年々重要性が減っており、多様な選択肢から自分に合った進路を選ぶ傾向が強まっています。また、進学に対する不安要因には「受験に合格できるか」が最も多く、経済的理由も進路選択に大きな影響を与えています。受験校を増やすと対策が大変になるため、受験校数も抑えられていることがわかりました。大学入試の多様化が進む中、進学支援や情報提供の重要性が高まっています。

株式会社マイナビが発表した「2025年 高校生の進路意識と進路選択に関するアンケート調査」が明らかにしたのは、高校生の進路選びにおいて「学べる内容」が最も重要視されているという現実です。特に今年の調査では、進学を希望する高校生たちがどのようなポイントを重視し、どのような不安を抱いているのかが詳しく分析されています。

調査の結果、高校3年生の進路選択において最も重視されるポイントは「学べる内容」で、これが全体の44.9%を占めています。この結果は、5年連続で最多となり、進学先の選定において重要な指標となっています。次いで、「取れる資格(31.7%)」や「学部名・学科名(30.6%)」が続いており、昨年と同様の順位となっています。コロナ禍により進学先を考える機会が増加したにも関わらず、選定基準は変わっていないことが分かります。また、自分の学力との相性については、26.6%と年々減少傾向にあり、多様な選択肢の中から自分に合った進路を選ぶ傾向が強まっています。

受験校を選ぶ際の不安の要因についても、調査結果で示されています。「受験に合格できるか」という不安が.8%で最多となり、次いで「授業についていけるか」が31.3%となっています。このことから、学力面での不安が高まっていることが伺えます。また、学びたい内容や将来の仕事に対しての不安も存在し、28%および27.6%の高校生がこれらで悩んでいます。

受験校数については、平均1.94校と、ここ2年連続で2校未満に抑えられています。受験校数を絞る理由は、「受験料や入学金の支払いが大変だから」という回答が33.2%で最多でした。経済的な要因が進路選択に影響を与えている様子が見受けられます。また、「受験校を増やすと対策の準備が大変」という回答も28.2%で多く、高校生の受験負担が増していることも考慮すべきポイントです。特に、年内入試の増加に伴うプレッシャーが受験生に大きな影響を及ぼしているようです。

調査を通じて、大学入試の多様化や年内入試の増加が高校生に与える影響が浮き彫りになりました。高校生たちが自信を持って進学できるよう、より良い環境を整えることが今後の課題となります。また、多面的な評価が行われる選抜方式が進む中、高校側でも受験生を支援する取り組みが求められるでしょう。生徒たちの進学先選定において、経済面や不安要因が大きな影響を持つ中で、進学支援サービスや情報提供の重要性も一層高まっています。

詳しくは「株式会社マイナビ」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 小松

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