プログラミング関連就業者を対象に「プログラミング言語に関するアンケート調査」を実施され、その結果が公表されました。調査によると、初めて学んだプログラミング言語で最も多く選ばれたのは「Java」で、全体の23%を占めました。次いで「C言語」が19%、そして「Python」が14%と続いています。
Javaを初学時に選ぶ理由として多くの回答者が挙げたのは「習得のしやすさ」と「興味のある開発分野」であり、それぞれ32%の人々がこの2つの理由を同率で選択しました。プログラミング関連の知識が少ない初心者にとって、学びやすい言語が選ばれる傾向が非常に強いことが明らかになりました。特に、Javaは初心者向けの教材や学習サイトが豊富に存在し、このことが学習を促進する要因となっているのです。
調査結果では、プログラミング関連の職種の中でシステムエンジニアが最も多く、43%の人がこの職種に就いていることも判明しました。それに続いて、マネージャーやフリーランス、AIエンジニアなど多岐に渡る職種で働く人が多く、初学時に選んだ言語がその後のキャリア形成にも影響を与えていると考えられます。
年収に関するデータも興味深いもので、300万円未満が28%、300~500万円未満が26%と、多くの層が中堅の範囲に集中している一方で、500万円以上の層も存在し、技術力やキャリアによって収入アップが可能な道があることを示しています。
今回の調査を通じて、プログラミングを学ぶ際の言語選びがいかに重要であるかが再確認されました。自己の興味や目指したい分野に関連する言語を選ぶことで、今後のキャリアや収入の幅が広がる可能性が高まります。今後も、多様な学習方法や言語の選択肢が増えることがIT業界全体の成長に寄与すると期待されます。詳しくは「株式会社インタースペース」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部熊谷