2017年10月より、Amazonがプライム会員向けの新サービス『Prime Reading』を開始しました。Kindle電子書籍の中から、約900冊の本を追加料金なしで読めるという内容。読書好きのプライム会員には願ったり叶ったりのサービスです。
小説、漫画、雑誌などジャンルは幅広い。ラノベは今後の展開に期待
Kindle電子書籍全体が60万冊あることに比べれば数はわずかですが、幅広いジャンルの本を扱っておりロングセラー本も多くあります。漫画は多いですがラノベはまだないので、ラインナップ追加を期待したいところ。
ぜひチェックしておきたい人気の本はこちらです。
「小説・評論」のおすすめ
・陰日向に咲く
・奇跡のリンゴ
・神保町奇譚
・パッとしない子
・犬にきいてみろ
・孤島の鬼
・天井の飲み物
・体育館の殺人
ほか
「ビジネス・経済」のおすすめ
・仕事は楽しいかね?
・あなたを天才にするスマートノート
・ざっくり分かるファイナンス
・ホントにゼロからの簿記3級
・世界の大富豪2000人がこっそり教えてくれたこと
ほか
「漫画・コミック」のおすすめ
・インベスターZ
・このはな綺譚
・あなたのことはそれほど
・賭博黙示録カイジ
・春の呪い
・つぐもも
ほか
「雑誌」のおすすめ
・DOS/V POWER REPORT
・Casa
・MEN'S EX
・AERA
・文藝春秋SPECIAL
・Ray
・東京カレンダー
・山と渓谷
ほか
これ以外にも、「趣味・暮らし」「絵本・児童書」「洋書」といったジャンルが用意されています。
Kindle Unlimitedとの違い。読み放題は変わらず、月額料金は不要
読み放題サービスの『Kindle Unlimited』と似ていますが、いくつかの違いがあります。
Prime Readingの本はKindle Unlimitedの中から選ばれているので、Unlimitedのお試し的な位置づけのサービスと言えるでしょう。
Unlimitedはプライム会員でも月額980円かかるため、購読するか迷っている方はPrime Readingで使い心地を試せるわけですね。もちろん、無料サービスなので入会・退会といった手続きもなく、使いたいときだけすぐ使えます。
『Prime Reading』の使い方。ダウンロード(保存)方法や履歴の見方、解約の必要性
使い方は通常のKindle電子書籍とほぼ同じ。本を検索して、「Prime Reading」の表記があるものなら無料でダウンロードできます。
▲「Prime Readingを利用」という表記を確認して入手。
▲Kindle電子書籍を読める端末ならどれでも問題なく読める。
▲同時に10冊までしかダウンロードしておけないので、読み終わったら利用終了しよう。
最大10冊まで借りられる図書館のようなシステムのため、本を永久保存することはできません。ラインナップから消えると端末からも消えるため、早めに読み切ることをおすすめします。
月額制のKindle Unlimitedと違って無料サービスなので、入会もなければ退会・解約といった手続きもありません。プライム会員であれば誰でも使いたいときだけ使えます。
プライム会員のメリットがまた1つ増えて嬉しい
映画見放題のプライム・ビデオや音楽聞き放題のプライム・ミュージックなど様々なプライム会員向けサービスがある中、限定的とはいえ本も無料で読めるのは嬉しいですね。
プライム会員の方は読みたい本がないか、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。