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犬が『部屋を散らかす』4つの心理 病気を抱えている可能性も?対処法まで解説


犬が部屋を散らかす心理

散乱する紙くず

1.遊んでいるだけ

犬にとって、「遊んでいいもの」と「遊んではいけないもの」を見分けるのはとても難しいことです。たとえ知能の高い犬でも、それを理解するのは難しいことです。

目の前に飼い主のスリッパや靴下があれば、くわえて振り回したり、噛んでボロボロにして遊んでしまいます。ゴミ箱をひっくり返すのも、「ゴミ」や「汚い」という認識がないからです。中身が出てくる様子を、おもしろがって遊んでいます。

そのため、犬が過ごす部屋は常に整理整頓を心がけましょう。

  • 危険なもの
  • 壊されたくないもの
  • 口にしてほしくないもの

これらは犬の手の届かない場所に片づける習慣をつけましょう。もし遊んではいけない物に口をつけたときは、「ダメ」と短く注意することも大切です。

2.不安や緊張、退屈を緩和させたい

お留守番中に限って部屋を散らかす場合は、不安・緊張・退屈といったストレスをまぎらわせるための行動かもしれません。

犬はもともと群れで生活する動物。ひとりで過ごすことにはストレスを感じることがあります。

短時間のお留守番では平気でも、長時間になると退屈になり、家具をかじったり、部屋の中を荒らしたりしてしまうことがあります。

一般的に、成犬のお留守番時間の目安は4〜8時間程度とされています。また、室温や湿度を適切に保つことも、犬の不安を和らげる大切なポイントです。

留守中でも退屈しないように、おもちゃや知育グッズを置くなど、環境を整えてあげましょう。

3.分離不安症

散乱した植物や土

もしも愛犬の行動に「異常さ」を感じる場合、分離不安症という心の病気が隠れている可能性もあります。

以下のような症状が見られる場合は要注意です。

  • 飼い主の後を常に追いかけてくる
  • 玄関を出た途端に激しく吠える
  • 体に傷がある(自傷行為)
  • 手足をなめ続けたり、しっぽを噛んでしまう
  • ケージを破壊して脱出しようとする

分離不安症になると、飼い主と離れること自体が大きなストレスになります。心の不調だけでなく、体にも悪影響を及ぼすことがあるため、早めにかかりつけの獣医師に相談しましょう。

4.飼い主に構ってほしい

愛犬が部屋を散らかすのは、飼い主の気を引きたいサインかもしれません。

一般的に、成犬になるとイタズラは減っていき、老犬になるとほとんど見られなくなります。しかし、「最近イタズラをしなくなったな」と思っていた頃に、突然また部屋を散らかすことがあります。

これは、「もっと構って!」という愛犬からのメッセージかもしれません。

たとえば、筆者の13歳の愛犬も、年に2回ほど突然部屋を散らかすことがあります。お利口さんだからといって構う時間が減ってしまい、寂しさからわざとイタズラするようです。

年齢に関係なく、スキンシップや声かけ、遊びの時間をしっかり取ってあげましょう。

まとめ

クッションの中綿を取り出した

犬が部屋を散らかす心理を4つ解説しました。

  • 遊んでいるだけ
  • 不安や緊張、退屈を緩和させたい
  • 分離不安症
  • 飼い主に構ってほしい

犬が物を散らかすということは、原因になる物が部屋に置かれているということでもあります。危険な物や壊されたくない物は、あらかじめ片づけておくことが大切です。

また、立ち入ってほしくない場所にはペットゲートの設置など、安全対策も忘れずに行いましょう。

愛犬の行動には、必ず理由があります。その“声なきサイン”を見逃さず、安心して暮らせる環境づくりを心がけましょう。


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