ドッグランで絶対やってはいけないタブー行為
1.自分の犬を見ていない
ドッグランでは犬をノーリードにして良いということから「愛犬を自由にしてあげられる」と思う飼い主さんもいるでしょう。
そうした意識から、愛犬への注意力がやや低下してしまう傾向があります。
しかし、本来であれば自由にさせているからこそ、トラブルが起きないようにいつも以上に愛犬の様子に気を配って周囲にも気を配らなければなりません。
ドッグランで愛犬から目を離している間に他の犬や人とトラブルになって、どちらかが不快な思いをしたり怪我をしたりする可能性もあります。
万が一に備えて、愛犬からは絶対に目を離さないようにしましょう。
2.他の犬に勝手に触る、写真を撮る
ドッグランでは、色々な犬が自由に過ごしています。愛犬と一緒に他の犬が遊んでいたり、他の犬が近寄ってきたりすることもめずらしくないでしょう。
そうしたとき、犬好きな飼い主さんであればつい他の犬をなでたり遊んだりしたくなると思いますが、勝手に触ることは控えた方が安全です。
ドッグランに連れてきている犬であれば、多くは他の犬や人に対してフレンドリーで、攻撃的な態度を見せることは少ないかもしれません。
しかし、突然知らない人に触られた犬が、驚いたり不安を感じたりして、思わずその手に噛みついてしまうといったトラブルが起こることも十分考えられます。犬によっては、触られることを嫌がる部位があることもあります。
他の犬と関わるときは、その犬の飼い主さんに「触ってもいいですか?」と確認してみてください。
さらに、愛犬の様子をスマホなどで撮影する飼い主さんも多いと思いますが、他の犬を勝手に撮影したり、他の犬が映りこんでいる写真をSNSに投稿したりすることはやめておきましょう。
3.ヒート中やワクチン未接種の犬を遊ばせる
ドッグラン内では、複数の犬が自由に過ごしていて、リードが付いているときときは精神状態も異なります。
また、物理的に飼い主さんがコントロールすることもむずかしくなるため、できる限りトラブルの要因になることを排除しておく必要があります。
メス犬は年に1~2回、ヒート(生理、発情)期を迎えます。この時期は、繁殖のためにオス犬を受け入れる態勢に入っており、オス犬を引きつけるにおいを発しているとされています。
ヒートのメス犬のにおいを嗅いだ犬は発情し、興奮状態になります。ヒートのメス犬を見つければ交尾をしようとするでしょう。
意図しない繁殖がおこなわれたり、興奮状態になったオス犬同士の喧嘩が起きたりすることが想定されるため、ヒート中のメス犬をドッグランに入れることが絶対にやめましょう。
また、狂犬病をふくめ、さまざまな感染症を防ぐためのワクチンを接種していない犬も、ドッグランの利用は控えてください。
狂犬病ワクチン以外は任意接種ですし、過剰接種の問題による是非もあります。
しかし、万が一咬傷事故が起きてしまった場合を考えると、トラブルがより大きくなってしまう可能性から、ワクチン未接種のままドッグランを利用することはおすすめできません。
ドッグランの利用前に確認しておくべきこと
ドッグランに連れて行くとき、利用規約やルールを確認することはとても大切です。
施設によって細かい内容は異なりますが、それらは基本的にドッグラン内でのトラブルを防ぎ、犬や人の安全を守るために決められているものなので、必ず守るようにしましょう。
特にトラブルにつながりやすいのが、「おやつやおもちゃの持ち込み」についてです。
ドッグラン内で愛犬に食べ物を与えると、他の犬も近寄ってきたり、それが原因で犬同士が喧嘩をしたりすることが多くあります。
それは、おもちゃ遊びでも同様のことが言えますが、食べ物ほど厳しくルール化されていない傾向が見られます。
また、犬の体のサイズごとに入るスペースが分けられていることもあるので、きちんと確認しておきましょう。
大型犬が走り回っているなかに、体の小さな小型犬が入ると、故意ではなくても怪我をしてしまうことがあるので注意が必要です。
その他にも、排泄物の処理の仕方などについて決められていることもあるので、他の利用者の迷惑にならないようにしっかりと対応してください。
まとめ
ドッグランは、愛犬を思いっきり遊ばせてあげられる楽しい場所ですが、自由な分トラブルが多いのも実情です。
ドッグランを利用する際に大切なことは、とにかく愛犬から目を離さず、周囲の様子にも気を配ることだと思います。
単純なことですが、ついつい忘れがちなので、きちんと意識して愛犬と楽しい時間を過ごしてくださいね。
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