衝動買いの背中を押す要因
実店舗であれネットであれ、ショップは売りたい側と買いたいけれども無駄な買い物はしたくないという両者のせめぎ合いの場です。そこで、具体的な犬用品を挙げる前に、まず衝動買いの背中を押す外的要因について知っておきましょう。
広告力
同じ目的の商品でも、さまざまな視点や工夫が施された数多くの製品が販売されています。メーカーや販売者は、「この製品こそあなたの問題解決に役立ちますよ」ということを、さまざまな広告媒体を通じて宣伝します。ショップのポップやCMなどは、必要な情報でもありますが、衝動買いの背中を押す要因でもあります。
環境
店舗の雰囲気作りや陳列方法、ショッピングサイトのデザインや操作性などの環境も、購買者の目を惹きつけ、潜在意識の底から購買欲を掘り起こすような工夫が施されています。
購買者の心理的要因
購買者側の心理要因が、自分で自分の背中を押すこともあります。何かストレスや悩み事がある、変化のない毎日が続いて退屈であるなどで、ちょっとしたネガティブな心理状態になっている時ほど、衝動買いをしてしまうことが多くなる傾向があります。
思わず買ってしまいがちな犬用品
1.おもちゃ
おもちゃを使って一緒に遊ぶことで、愛犬との関係を深めたり、愛犬に適度な運動やストレス発散をさせて身体能力や健全な精神状態を維持させることができます。愛犬も、飼い主さんと一緒におもちゃで遊ぶことをとても喜びます。
そのため、新しいおもちゃを見つけたり、長時間の留守番をさせた罪悪感があると、愛犬が喜ぶ顔を思い浮かべてついつい買ってしまう犬用品が、おもちゃです。
2.おやつ
飼い主さんとの散歩や遊びは、愛犬の楽しみの一つですが、飼い主さんから褒められてご褒美にもらえる美味しいおやつも、愛犬が大好きで楽しみにしていることの一つです。
より喜んでもらいたいと考える飼い主さんは、新しい風味や食感などの新製品が発売されると、ついつい買ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
3.ケア用品
ブラシ、爪切り、歯ブラシなどのケア用品や、寝具、食器類は、愛犬の使い心地を重視するが故に、つい増やしてしまいがちです。愛犬との散歩に必要な道具(お散歩バッグに入れるもの)も、新製品が出るとつい買ってしまいがちだという方が多いようです。
4.身につけるもの
愛犬が身につけるものも、新しいデザインや心地よい素材などを見つけると買ってしまいがちな犬用品です。具体的には、洋服やスヌード、首輪やリード、ハーネスなどです。安全性や愛犬の心地よさを優先すべき製品ですが、必要以上に買い込む必要はありません。
5.飼い主自身の小物類
愛犬が使うものではなく、飼い主さんご自身が日常的に使用する小物類も、愛犬と同じ犬種のプリントなどが使われたデザインを見つけると、つい買ってしまうという方が多い品物の一つです。
Tシャツ、バッグ、アクセサリー類といった身につけるものや、食器、文房具など、最近はありとあらゆるジャンルの製品に犬のデザインをあしらったものが出ています。ついつい買いすぎて、小物が溢れているという飼い主さんもおられるのではないでしょうか。
衝動を抑制するための工夫
新しい物、便利な物との出会いは嬉しく、幸福度を高めてくれます。お気に入りの物に囲まれた生活も、楽しいでしょう。しかし物の充実度ではなく、愛犬との生活の質によって幸福度を高めることに目を向けてみませんか。
その一例として、犬用品を購入する際のマイルールを作ることで、衝動買いを抑制する方法をご提案します。購入する際に、必ずマイルールに照らし合わせて検討する習慣をつけると良いでしょう。
マイルールの例を挙げますので、ご自身のケースに当てはめてマイルールを設定してみてください。
- 犬用品の収納スペースをきめ、入りきらない分量は買わない
- 予備の個数やストックする期間を決めておく
- 心理的にネガティブな状態のときは買い物をしない
- 愛犬のお気に入りの品を見極めたら新製品の試し買いをやめる
- 現在所有している物で愛犬との暮らしの満足度を高める方法を工夫する
まとめ
つい衝動買いをしてしまう犬用品で溢れているのでなんとかしたいと考えている飼い主さん向けに、衝動買いしてしまいがちな犬用品や、衝動買いを抑制するための工夫点などをご紹介しました。
愛犬が喜ぶ様子を想像したり、罪悪感からつい余計に買い過ぎてしまうのは、飼い主さんとしてごく自然な行動です。しかし、犬用品を充実させることだけが愛犬の幸せにつながる訳ではありません。購入するか否かの基準を明確に定め、愛犬との生活の質を今ある物を活用することで充実させることも、ぜひ考えてみてください。
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