犬の散歩に行くタイミングは飼い主が見計って
犬の散歩は連れていくタイミングも重要です。季節によって犬の散歩に適した時間帯も変わりますし、食事のタイミングなども考慮する必要があります。
誤ったタイミングで犬を散歩に連れて行ってしまうと、健康に悪影響を及ぼす恐れがあり、最悪の場合、命に関わる危険な事態に陥ることも……。犬の散歩に行くタイミングは、飼い主が見計ってください。
犬の散歩に行っちゃダメな『NGタイミング』4選
では、どのようなタイミングで散歩に連れて行ってしまうと、愛犬を危険に晒してしまうのでしょうか。
1.夏場の暑い時間帯
夏場は1年の中でも特に散歩に連れていく時間帯に注意が必要です。陽が高く昇っている時間帯は、特に気温が高いため、犬が熱中症になるリスクが非常に高いので必ず避けてください。
また、夏場の明るい時間帯に連れて行ってしまうと、アスファルトやコンクリートが熱を帯びており、肉球を火傷してしまう恐れがあります。短足犬種の場合は、熱が跳ね返り胴体から熱を吸収してしまい、さらに熱中症リスクが高まるので注意しましょう。
2.食事の直後
食事の直後に散歩へ連れて行ってしまうと、犬の胃腸に大きな負担をかけてしまいます。最悪の場合、胃がガスで膨張してしまう胃拡張や、胃が何らかの原因で捻れてしまう胃捻転を引き起こす危険性もあるので要注意です。
犬が食事をした後は、約1〜2時間は時間を空けて、しっかり胃腸を休ませてから散歩に連れていくようにしてください。なるべくならば、散歩から帰ってきた30分〜1時間後などに食事させましょう。
3.体調不良の時
愛犬の体調が明らかに悪そうな時でも、無理にでも散歩に連れて行こうとする人がいますが、これは体調が悪化したり、症状が悪化し重篤な事態に陥る危険性があるので避けてください。
体調が悪そうな時は安静にすることを優先し、症状の変化や容態をしっかり観察してください。翌日になっても治らない場合は、かかりつけの動物病院に相談しましょう。
4.伝染病ワクチンを打ち終わっていない子犬期
子犬は伝染病に関するワクチンを数種類打つ必要があります。混合ワクチンは生後6〜8週頃、次が約3〜4週後、3回目が生後16週頃までに終わる予定です。
狂犬病ワクチンも生後91日前後に接種することが義務付けられているので、この時期を迎えてからお散歩デビューさせることが望ましいでしょう。
ワクチンを打ち終わっていない状態で外に出してしまうと、伝染病にかかってしまう危険性があるので、獣医師のアドバイスに従いながら散歩に慣れさせてください。
注意が必要なタイミングは?
紹介したタイミング以外にも、散歩に注意が必要なタイミングがあります。
例えば、夜であれば真っ暗な中を散歩しなければならないため、交通量が少ない道を選んだり、犬に光る首輪やライトを付けて存在を認識させるなどの工夫が必要です。
また、寒い地域では、冬場の時間帯に注意が必要です。あまりにも寒い時間帯に連れて行ってしまうと、犬種によっては寒さで体調を崩してしまう恐れがあります。なるべく暖かい時間帯を選んであげましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回紹介したNGなタイミングに犬を散歩に連れて行ってしまうと、体調を崩したり、最悪の場合、重篤な症状を引き起こす恐れがあります。愛犬にとって快適に散歩できるタイミングを選び、連れて行ってあげましょう。
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