️冬のお散歩の防寒対策
洋服を着せる
犬の洋服と聞くと、オシャレ目的というイメージが強いかもしれません。
しかし、洋服には見た目を可愛くするだけでなく体温調整の意義もしっかりあります。
最近では防寒に特化した、もこもこ素材の洋服やダウンコートなどもたくさん市販されているため、洋服を嫌がらない子であれば暖かい洋服を着せてお散歩に出かけると良いでしょう。
雪の中の散歩は短時間に
雪が積もっているときにお散歩に行く場合、あまり長時間雪の中を裸足で歩いていると霜焼けを起こしてしまう場合があります。
雪で遊ぶのが大好きで、ついつい長く遊んでしまうという子もいるかもしれませんが、飼い主さんがしっかりコントロールしてあげましょう。
また、犬用の靴も売られているので、靴を履くことに抵抗がない子であれば靴を履かせて遊ばせると霜焼け対策になります。
ヒートショックに注意
ヒートショックというと、暖房が効いた暖かい部屋から急に寒いお風呂場に入ることで心筋梗塞や脳卒中を起こしてしまう現象で知られています。
これは人間の例ですが、犬の場合も同様のヒートショックが起こりえます。室内飼いで普段暖かい環境で過ごしている場合、いきなり極寒の外に連れ出すのではなく、玄関などの暖房がない環境の温度にしばらく慣らしてから出かけるようにしましょう。
️要注意!寒さが苦手な犬
犬は一般的には寒さに強い動物とされていますが、犬種差や個体差があります。寒さが苦手なこの場合にはより厳重な寒さ対策が必要になるので確認しておきましょう。
温暖な地域原産の犬種
日本よりも温暖な地域原産の犬の場合、日本の寒さに適応することが難しい場合があります。温暖な地域原産の犬の特徴としては、被毛が単層構造のシングルコートである、被毛が短くて薄いなどが挙げられます。
小型犬
一般的に中大型犬よりも、体の小さな小型犬の方が体温を失いやすく寒さに弱いと言われています。
短頭種
パグやフレンチブルドッグなどの、いわゆる「鼻ペチャ」の短頭種の犬は遺伝的な体の構造から体温調節が苦手なため、暑さにも寒さにも注意が必要です。
特に日本でメジャーな短頭種はほとんどがシングルコートですし、見た目としても被毛の薄さがわかるように寒さには弱い傾向があります。
シニア期や病気の犬
シニア期に入っている犬や何らかの病気を抱えている犬は、体温調節が上手にできなかったり免疫力が低下したりしているため、寒さが命取りになることがあり危険です。
寒い場合は無理して散歩に行かない、どうしても必要な場合は最低限の時間に留めるなどの工夫が必要です。
️まとめ
かつては犬は外飼いが基本だったため「犬に防寒対策なんて」と思う人もいるかもしれません。
ですが室内飼いが一般的になり、暖房の中で暮らすのが当たり前の子たちにとってはお散歩時の寒さ対策は必須です。まずは愛犬の耐寒性がどのくらいであるかを把握したうえで、しっかり必要な対策をとって冬のお散歩を楽しめるといいですね。
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