️今からでも間に合う?わんこを賢く育てるポイント
しつけやトレーニングはできる限り若いうちから取り組むに越したことはありません。
人間と同様でわんこも子供の頃の方が飲み込みが早いと考えられています。
また、成犬になってからの場合、すでに良くない習慣が身についてしまっている可能性が高いからです。
ですがすでに成犬になってしまったからといって「無理」ということはありません。下記のポイントを押さえて取り組めば、愛犬の賢さをアップさせることは可能です。
まずはわんこと信頼関係を築く
わんこに早くしつけを覚えさせたい、芸を仕込みたいと思う気持ちはわかりますが、いきなりトレーニングを始めるのはちょっとおすすめできません。
トレーニングで高い効果を得るためには、わんこと飼い主さんが信頼関係を築くことが欠かせません。人間でも、信頼できない人や好きでない人の言うことに従いたいとは思いませんし、喜ばせたいとも思いませんよね。わんこもそれは同じです。
わんこの好きなことを把握する
トレーニングを効率的に進めるには、上手にできたときにしっかりごほうびを与えてわんこのモチベーションを保つことが大切です。
普段の暮らしの中で愛犬が何をしているときに楽しんでいるのか、どんなおやつやごはんに喜ぶのかをしっかり観察しておき、トレーニングのごほうびに活かしましょう。
トレーニングを一緒に楽しむ
わんこは飼い主さんの喜ぶ顔を見ることに喜びを覚え、飼い主さんを喜ばせるためにトレーニングを頑張るという子も多いもの。「好きこそものの上手なれ」という言葉もあります。楽しむことこそが上達の秘訣です。
ところが飼い主さんがトレーニングに必死になりすぎると「何でできないの!」「だめ!そうじゃない!」などと愛犬への当たりが強くなってしまうことがあります。
飼い主さんが怒ってばかりいると愛犬のモチベーションも下がってしまいます。愛犬と一緒に楽しんでトレーニングに取り組むことが大切です。
長い目で取り組む
最初から物分かりが良くて賢いわんこというのは滅多にいません。
どんなに地頭が良い子であってもトレーニングの成果が発揮されるまでには一朝一夕ではいきません。
失敗ばかりでイライラしてしまうこともあるかもしれませんが、辛抱強く長い目で取り組みましょう。特に成犬から学習させようという場合には子犬より長い時間がかかる可能性が高いことを覚悟しておかなければなりません。
️特定の犬種だけじゃない?芸達者なわんこの特徴
トレーニング性能の高い犬種
あくまで傾向としてですが、賢い子が多い犬種というのは存在します。
介助犬や警察犬に特定の犬種が多い、あるいは特定の犬種しか認められていないのは生まれながらの犬種の特性によるものです。トレーニング性能が高く賢い子はやはり芸達者といえるでしょう。
やんちゃで遊び好き
芸達者なわんこはトレーニングをトレーニングと思わず、遊びの一環と捉えています。
楽しいから長時間でも集中して取り組めるのです。そのため芸達者なわんこはやんちゃで遊び好きが多いのが特徴です。
愛されて育っている
トレーニングには信頼関係が不可欠であることはすでにご紹介した通りです。芸達者だから愛されているのではなく、愛されているからこそ芸達者なのです。
️まとめ
愛犬が賢いと一緒に暮らすのも楽ですし、周りの人にも自慢できて良いことづくめなのは間違いありません。
ですが、無理に賢くしようとトレーニングに躍起になりすぎるとわんこに負担になってしまい、逆に良い効果は得られません。最低限のしつけはもちろん必要ですが、それ以上の「芸」を覚えさせるのは無理なく愛犬も楽しめる範囲で行うことをおすすめします。
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