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帰省先に愛犬を連れて行く場合に注意すべきこと 絶対にやってはいけないNG行為とトラブルを起こさないための秘訣


帰省先に愛犬を連れて行く場合に注意すべきこと

自動車と犬

お盆や年末年始になると、帰省する方も多いのではないでしょうか。

愛犬と一緒に生活をしていると、帰省についてもいろいろと考えなければいけません。お留守番をさせるのか、ペットホテルに預けるのか、ペットシッターを依頼するのかという様々な選択肢のなかでもやはり一番多いのが、一緒に帰省するというもののようです。

犬や猫だけでなく、そのほかのペットの場合も一緒に帰省するという方が多いようですが、共通して大きな悩みとなるのが「ペットのストレス」です。帰省する際は、このストレスについて可能な限り与えないように、シーンごとに様々な点で配慮する必要があります。

そこで今回は、帰省先に愛犬を連れて行く場合に注意すべきことについて解説します。「移動時」と「帰省先」に分けて、絶対にやってはいけないNG行為とトラブルを起こさないための秘訣について解説しますのでぜひ参考にしてくださいね。

「移動時」に注意すべきこと

車の中のキャリーケースの中の犬2匹

自家用車、公共交通機関のいずれを利用するにしても、犬を自宅外に出して移動させる際は、必ずリードを付けてキャリーに入れて運ぶ必要があります。

「自家用車なら車の中をフリーにしていてもいいじゃないか」というご意見もありますが、万が一の事故の際に車の外に放り出されて大けがをするリスクも減りますし、運転の邪魔をして事故を起こすリスクも減らすことができるので、キャリーは必須と考えましょう。

しかし、慣れていない犬にとって、キャリーやクレートに入れられて長時間過ごすのは大きなストレスです。

そのため、「キャリーやクレートの中にいるとおやつをもらえる」等の良いことがあると教えてあげながら、事前に少しずつ慣らしておくとよいでしょう。入ることに慣れたら、入ったまま移動する練習も必要です。

なお、帰省は移動時間が長くなる傾向があるため、適度に休憩を挟んであげることも忘れないでくださいね。

また、公共交通機関を利用する場合は、バス、鉄道、飛行機の利用ルールを事前にしっかり確認することも大切です。

交通機関によっては、あらかじめペットの持ち込み数が決められている場合もありますし、チェックインの時間が人間だけのときより早まっていたりする場合も。予約サイトを確認したり問い合わせを行うなどして準備しましょう。

ちなみに、公共交通機関を利用する際、キャリーやクレートから犬を外に出すことは絶対にNGです。

多数の他の利用者さんの中には犬猫のアレルギーを持つ方もいらっしゃいますし、においや抜け毛などが迷惑になる可能性もあります。トラブル防止のためにも、許可されたエリア以外で犬を出すことはやめましょう。

「帰省先」で注意すべきこと

キャリーケースで眠る犬

帰省先は自宅とは異なり、犬にとっては全く知らないところだということを意識してあげましょう。自宅であればお留守番に慣れている犬であっても、知らない部屋で留守番することは大きなストレスになります。お墓参りに行かなくては、という場合もありますが、なるべくお留守番の時間を短くしてあげましょう。

どうしてもお留守番が必要になる場合は、キャリーやクレートに入っていてもらい、飼い主のにおいのついたお気に入りのおもちゃと一緒に、できるだけ静かな環境と室温のところに置いておけるようにしてください。

なお、慣れない環境のため、間違っておもちゃを破壊してしまったり誤飲したりといったりするトラブルを防ぐためにも、小さなおもちゃなどは与えないようにしましょう。

また、帰省先に一緒に在宅している場合も「特別感を出す」ことはNGです。特別なご飯、いつもと違うおやつなどを食べることでおなかを壊してしまうこともあります。

犬は「いつもと違う」ことが苦手なので、フードやおもちゃは『いつものもの』をしっかり用意してあげることも大切です。また、散歩の時間、食事の時間もなるべくいつも通りを心がけます。

帰省先は自宅ではないため、目につくあらゆるものに興味を惹かれて近寄っていきますが、この際も誤飲や怪我などに注意して犬から目を離さないようにしてください。

まとめ

キャリーケースと犬

今回は、帰省先に愛犬を連れて行く場合に注意すべきことについて解説しました。

移動途中や帰省先で、愛犬が迷子になったり事故にあったりというトラブルに巻き込まれる可能性はゼロではありません。愛犬もいつもより興奮していることが多いため、普段以上にしっかりと目を配る必要があります。

また、犬にとって、大好きな家族と一緒なのは安心できる材料ではありますが、帰省先というのは慣れない場所であり、移動時間含めて緊張とストレスがかかっているものを考えてあげましょう。

「移動時間をなるべく短くする」「休憩時間を確保する」「帰省先では落ち着く居場所を確保する」などの工夫をすることも必要です。


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