愛犬が飼い主以外の顔を舐めるのをやめさせるのではなく環境を整えよう
愛犬が飼い主以外の顔を舐めるのをやめさせるのではなく、人間のほうが距離を取って顔を物理的に舐められないようにしましょう。
飼い主さんが愛犬を連れてその場を離れるのでもいいですし、相手に距離を取ってもらう方法でも大丈夫です。
物理的に舐められない距離であれば顔を舐められることもありませんので、そのような対応をするだけで愛犬をコントロールする必要はなくなります。
犬に顔を舐められるのがOKな人ならその人にお任せしてみよう
犬に顔を舐められるのをOKと考えている人であれば、特に飼い主側がやめさせようと必死にならなくてもいいでしょう。
「犬が好きでも舐められるのはちょっと…」という人もいれば、私みたいに「犬が好きで顔を舐められても大丈夫!」という人もいます。
舐められるのはちょっと遠慮したいかなという人であれば距離を取ってもらったりこちらが距離を取るなどして対応すればいいですが、もし受け入れるのが好きな人であれば「大丈夫ですよー!」とむしろ嬉しそうにしてくれると思いますので、そのときは甘えておまかせしてみましょう。
ただし、完全に任せっきりにするのではなく、よく様子を観察してヒートアップする前に介入するなどすることを忘れないように注意してください。
犬に口を舐められるのは衛生管理の上で注意しよう
ただ犬に顔をなめられるのが好きな人であっても注意してほしいのが、口や口周りを舐められるということです。
犬の口の中にはさまざまな菌が存在していますので、それが口の中に入ると病気を引き起こす可能性があります。
たとえどんなに可愛くて愛おしい存在であっても、衛生管理と健康管理までセットで考えなければなりません。
もしも口周りを舐められてしまったときは洗えるなら洗い、難しい場合は拭き取るなど対処することをおすすめします。
ただ、できるだけ口や口周りを舐められないように気をつけながら接するようにし、自身の健康を守りながら犬の愛情表現を受け止めてあげましょう。
まとめ
愛犬が飼い主以外の顔を舐めることをやめさせる必要はありませんし、そもそもやめさせるものではありません。
顔を舐めてほしくないのであれば人間が距離を取るなどの対応をすればいいだけですし、舐められても大丈夫な人であれば口や口周りは気をつけたうえで受け止めてあげましょう。
ただし、もしも回避が難しいほど犬が興奮してしまいそうした状況をうまくコントロールすることが難しいのであれば、一度プロに相談してどうすれば対応がしやすくなるかを考えてみることをおすすめします。
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