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もふもふしたい…!『真っ白な犬種』4選 飼う時に注意すべきポイントとは?


1.マルチーズ

マルチーズの子犬

マルチーズは、日本でも人気が高く古くから家庭犬として愛されています。

平均体重はオス・メスともに3kg程度で、小柄な犬種です。つややかな純白の被毛は、真っすぐで伸びていくため、定期的にカットしたり毎日ブラッシングをしたりといったケアが必要です。

また、季節に合わせた換毛がないため、抜け毛が少ないという特徴もあります。

性格は温厚で子どもや知らない人にも友好的な態度を見せます。また、陽気で遊び好きな一面を持っているため、一般家庭での飼育に非常に適しています。

飼うときに注意すべきポイント

地中海の温暖な気候の島国であるマルタ共和国で生まれた犬のため、被毛は下毛(アンダーコート)を持たないシングルコートです。長く豊かな被毛ではありますが、保温機能のある下毛がないことから、寒さへの耐性が低い点に注意しなければなりません。

寒い季節には洋服を着せるなどして、体温をしっかりと維持できるようにしてあげましょう。

また、マルチーズは「流涙症」という眼疾患を起こしやすい犬種とされていて、鼻涙管閉塞や涙やけなどの症状が見られます。目や目のまわりに異変があれば、動物病院で相談して適切な治療を受けてください。

2.ビション・フリーゼ

伏せているビション

ビション・フリーゼは、真っ白でふわふわの巻き毛を持つ小型犬です。綿菓子のようなふんわりとした毛が印象的で、日本でも「アフロ犬」というキュートなキャラクターのモデルとなったことでも知られています。

平均体重は5~6kg程度で、性格は明るく活発、人にも犬にも友好的なので室内で飼育する家庭県として人気があります。好奇心旺盛で、しつけトレーニングなどに対しても意欲的に取り組みますが、賢い一面があるため、接し方次第でわがままになってしまうこともめずらしくありません。

飼うときに注意すべきポイント

ビション・フリーゼはダブルコートのため、細く柔らかな下毛を持っています。下毛はこまめにブラッシングをして抜けた毛をきちんと取り除かないと、毛玉になってしまうことがあり、被毛だけでなく皮膚を傷める原因にもなるので注意しましょう。

また、ビション・フリーゼは膝蓋骨脱臼が起こりやすい犬種なので、子犬の頃から注意深く観察してください。過度なジャンプなどは控え、関節をしっかり支えられる筋力をつけておくことも大切です。

3.日本スピッツ

草むらに立つスピッツ

日本スピッツは、その名の通り日本原産の中型犬です。真っ白で豊かな直毛で、細いマズルと相まって、繊細で美しい印象を与えます。

甲高い声でキャンキャンと鳴くことから、「鳴き声がうるさい」と一時人気が低迷していました。しかし、繁殖による品種改良のなかで、吠えにくい個体も増えてきて、また人気が高まっています。

性格はやや神経質で警戒心が強いため、見知らぬ人にはすぐになつかないことがあります。しかし、飼い主に対しては従順で、陽気な一面も見せます。

飼うときに注意すべきポイント

日本スピッツは、前述の「流涙症」や「膝蓋骨脱臼」が起こりやすい犬種です。特に、足が細く長いため、ジャンプ後の着地などが原因で関節を傷めたり骨折してしまったりすることも少なくありません。

また、「ガーガー」といった咳や異常な息遣いが見られる気管虚脱が起こることもあります。気管の軟骨が軟らかくなって変形してしまう病気で、気道が敏感になるためちょっとした刺激でも咳が出てしまいます。

呼吸不全などに陥ることもあるので、適切な治療や対応が必要です。

4.サモエド

ピンと立つサモエド

「白くてモフモフの犬といえばサモエド!」と言われるほど、真っ白でふわふわの被毛が印象的な中~大型犬です。

ロシアのシベリア地域が原産の犬種で、厳しい寒さにも耐えうる豊かな被毛を持っているのです。

人と一緒に狩猟をしたり、そりを引いたりして過ごしていたパワフルな犬ですが、人に対してはとても友好的で温厚な気質を持っています。人見知りもしにくく、子供にも優しいため、一般家庭でも問題なく育てられるでしょう。

ただし、体力がたっぷりあるため、十分な運動をさせてあげる必要があります。

飼うときに注意すべきポイント

保温性の高い下毛をたっぷりと持つ寒さに強い犬種であるため、暑さに弱い一面を持っています。近年の日本の夏のような高温期や梅雨の多湿期は、サモエドの体には大きな負担をかけます。
しっかりと冷房を使用して、蒸れや紫外線による皮膚疾患、熱中症を防ぎましょう。

まとめ

男女に挟まれて笑顔のサモエド

真っ白な犬は可愛らしさと美しさを兼ね備えていて、神聖さすら感じさせるものです。

ただし、白いからと言って特別な注意が必要なことは基本的にありません。

犬種ごとに特徴的な体質やかかりやすい病気があるので、それらを意識して飼育するといいでしょう。


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