愛犬が飼い主の外出を嫌がっている時のサイン
愛犬が飼い主の外出を敏感に察知してしまい、それを嫌がっている時は特徴的な仕草や行動を見せることがあります。
今回はそんなサインについて解説しますので、愛犬に該当するサインが見られたら適切な対応をしてあげましょう。
1.ごはんを食べない
愛犬がごはんを食べないは、飼い主の外出を嫌がっている時のサインです。
しっかりごはんを食べ終えたことを確認してから外出したいものですが、飼い主に心配してもらうため、飼い主の気を惹くために、ごはんを食べないことがあります。
具合が悪いのかもしれない愛犬を家に残して外出するなんて出来ないですもんね。引き留めることができるかもしれない、長く構ってもらえるかもしれないという期待があり、ごはんを食べないのかもしれません。
ごはんを食べなかったことで飼い主が外出をやめた、という経験がある犬の場合、そのことを自分の都合の良いこととして学習し、繰り返し行っている可能性もあると思います。
2.吠え続ける
愛犬が吠え続けるのは、飼い主の外出を嫌がっている時のサインです。
30分程度の短時間の外出であるか、8時間程度の長時間の外出であるか、犬は飼い主の外出時の態度や様子から見極めることができます。
飼い主が外出している時間は、犬にとってお留守番の時間でもあります。長時間であることが分かれば、嫌がって吠え続けることがあります。「行かないで!」と訴えているのです。
飼い主が玄関を出れば、諦めて吠えるのをやめる犬もいますが、飼い主が外出した後もしばらく吠え続ける犬もおり、近所の方から聞かされて知ることもあるのではないでしょうか。
3.後をついて回る
愛犬が後をついて回るのは、飼い主の外出を嫌がっている時のサインです。
飼い主が部屋を移動する度、犬も一緒に移動します。後からコソコソとついて回るのがポイントでしょうか。
しっぽをだらりと下げて歩き、上目遣いで飼い主を見上げます。犬の全身から寂しいという気持ちが伝わってくるようですよね。
その姿に思わず抱きしめたくなるかもしれませんが、あまり構わない方がいいとされています。構い過ぎると、寂しさが余計に増してしまうんだそうです。
4.お見送りをしない
愛犬がお見送りをしないのは、飼い主の外出を嫌がっている時のサインです。
外出を引き留めることができないことを理解しているのです。拗ねてお見送りをしないのです。ケージから出てこない犬もいますし、絶対に目を合わせないようにする犬もいます。
ただ、帰宅時には熱烈なお出迎えをしてくれる、というのがポイントでしょうか。
帰宅後にすべきケア
外出を嫌がっている時にするサインを、すぐに諦めてやめていればよいのですが、お留守番中にずっとしていたのであれば、帰宅後にそれなりのケアをする必要があります。
大袈裟にしない
帰宅後にすべきケアは、大袈裟にしないことです。
犬が大はしゃぎで出迎えても、飼い主は落ち着いた態度で接するようにしましょう。外出やお留守番を特別な出来事にしないためです。
お散歩に行く
帰宅後にすべきケアは、お散歩に行くことです。エネルギーやストレスの発散に最適なのがお散歩です。犬と飼い主のどちらの気分転換にもいいですよね。
飼い主を独占できる時間を与える
帰宅後にすべきケアは、飼い主を独占できる時間を与えることです。
帰宅後すぐにスマートホンをいじっていないでしょうか。すぐにテレビをつけていないでしょうか。またお散歩中は、他の犬や人に邪魔されてしまうこともありますよね。
10分でもいいので、自宅の室内でおもちゃ遊びをするなど、愛犬が飼い主を独占できる時間を作ってあげましょう。
ただ床に寝転がって、ゴロゴロ過ごすのもいい時間だと思います。
まとめ
愛犬が飼い主の外出を嫌がっている時のサインを4つ解説しました。
- ごはんを食べない
- 吠え続ける
- 後をついて回る
- お見送りをしない
「飼い主が外出して静かで嬉しい!自由に過ごせるぞー!」などと考えている犬もいるのでしょうか。それでも、飼い主が外出することを喜ぶ犬はほとんどいないのではないでしょうか。
愛犬にとって、飼い主の外出やお留守番が苦痛なものにならないよう、しっかりと対策したいですね。
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