最近、父が怪獣のソフビ人形を集め始めたと聞いた息子。どれどれと見に行ってみると……部屋に並んでいたのは「なんか思ってたのと違う」怪獣たちでした。
スーツアクターやデザイナーとして活動しているDaiki.さんがこのほどXに投稿したのは、お父さんが最近集め始めたという、怪獣のソフビ人形たち。
しかしDaiki.さんが「なんか思ってたのと違いました」とコメントを添えている通り、壁沿いに並ぶ怪獣たちはなぜか服を着たり、日用品を手にしたりしているのです。
「怪獣×洋服……?」文字だけだとかなり違和感を覚える状況ですが、実際に写真で見ると、組み合わせの違和感のなさに驚きます。
Daiki.さんのお父さんのセンスもあるとは思いますが、どの怪獣もアイテムとの相性がピッタリ!
前列左端のアロハっぽいシャツをまとったケムール星人は、ポーズと相まって夏のビーチが似合いそうなビジュアル。
その隣、オーバーオール姿のブースカに関しては「元から着てたよね?」と問いかけたくなるほど馴染んでいます。より「快獣」らしさが増しているというか。
ブースカの隣にいるハッピを着たカネゴンは間違いなくガラポンの隣に立ってそうなお祭りスタッフ。その隣のベムスターは大家族のお母ちゃん。右端のラゴンはなんとなく、ブレイクダンスとかやってそうです。
眺めているだけで、頭の中に怪獣たちの「IFストーリー」が次から次へと浮かんできます。
投稿のコメント欄には「普通に東京とかの街中にいても違和感を感じない」「シルバニアみたいになっていてほっこり」といった声が多数寄せられていました。
怪獣たちが着ている服は、Daiki.さんによれば、100円ショップで売っているものだそう。怪獣×服の発想については「(売り場で服を)見つけて思いついたのだと思います」と推測しています。
もともとアニメや特撮作品のグッズを集める趣味があったというDaiki.さんのお父さん。怪獣以外にも仮面ライダーや戦隊ヒーローのフィギュアがあるようですが、残念ながら服を着ているのは今回の怪獣たちだけの模様。ただ、ヒーローたちにも服は似合いそうです。
ソフビに100均の衣装を着せるだけで一気に世界観が広がるこのアイデア。いろんな怪獣たちで試してみたくなりますね。
<記事化協力>
「Daiki.」さん(@dai_xma)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025070308.html