発表以来SNSを賑わせている任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch2」。
これまで任天堂の公式オンラインショップ「マイニンテンドーストア」など、さまざまな場所で抽選販売が行われるも、多くの人が落選。SNSには悲しみの声が溢れています。
そんななか、ふらりと立ち寄った店で“普通に購入できてしまった人”が現れました。しかも日本国内の店で、です。
■ Switch2の抽選に40回も外れたXユーザー、ダメ元で実店舗に足を運んでみるも……
編集部では以前、「フランス滞在中のスマブラプレイヤーが偶然現地の家電店で多言語版のSwitch2をゲットした」という話題を紹介しました。
フランスでは日本ほどSwitch2発売が盛り上がっていなかったための出来事でしたが、なんと日本国内でも同じ状況に遭遇した人が現れました。
Xユーザー「小林てるすけ@元初級実況者」さん(以下、小林さん)が「大変なことが起きた……仕事帰りにダメもとで店行ったら普通に売ってた……」というコメントを添えて投稿したのは、新品のSwitch2の写真。
一般人から著名人まで誰もが喉から手が出るほど欲しがっているSwitch2が、なんと近所のお店で“普通に”売っていたというのです。
小林さんはこれまでに「マイニンテンドーストア」の抽選を含めて計40回の抽選に参加するも、すべて落選してしまっていました。
抽選で買えないならと、ダメ元で実店舗に足を運んでみることにした小林さん。しかしめぼしい店舗には、やはり在庫はありませんでした。
抽選もダメ、実店舗もダメ。半ばヤケになった小林さんは、最後の最後に自宅から徒歩圏内にあるお店に突撃してみることに。
■ まさか自分の近所に在庫があるとは信じられず「転売とか中古じゃないですよね!?」
そのお店はゲームがメインではない、トレカやフィギュアを中心に扱っている店舗。「どうせないだろうけど」という気持ちでのぞいてみたら……あったのです。Switch2が。
量販店でよく見かけるような、ガラスケースに入った状態で置かれていたSwitch2。ただ、そこは中古ハードも販売している店舗でした。
「あー、中古か転売目的で売りに来たんだろうなぁ」と肩透かしかと思った小林さんですが、展示されている箱をよく確認してみると、しっかり「新品」のラベルが。
もちろん小林さんは迷わず購入を決意。しかし購入する直前まで、自宅近辺の店舗に新品が置いてある事実が信じられなかったとのこと。
会計が終わるまで店員さんに「本物ですよね!?転売とか中古じゃないですよね!?」と、何度も確認してしまった小林さん。「物凄く失礼な質問をしてしまったのは反省してます」と話していましたが、大丈夫です。おそらく誰でもそうなると思います。
計40回の落選のすえ、まさかの形でSwitch2を手に入れた小林さん。これまでの落選があったからこそ実店舗をめぐろうという思いが湧き、実際に行動したからこそ手に入れることができたのではないでしょうか。
小林さんは今回の結末について「偶然」と話してくれましたが、筆者には「必然」だったような気がしてなりません。
<記事化協力>
「小林てるすけ@元初級実況者」さん(@TERUSUKE64)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025062004.html